Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

二刀流から三刀流へ

2023年10月02日 06時30分00秒 | Weblog
 「清水和音×辻󠄀井伸行+三浦文彰&フレンズ!
豪華ソリストによる極上の室内楽!ブラームスの室内楽曲の人気作品を辻󠄀井伸行と清水和音が弾き分け、三浦文彰とARKシンフォニエッタが誇る名奏者たちが共演する、2023年の〈サントリーホール ARKクラシックス〉のオープニングを飾る夢のような室内楽コンサート!
」 

 「サントリーホール ARKクラシックス」は、「サントリーホールとアーク・カラヤン広場を舞台に、日本を代表するアーティストとして世界で活躍するピアニストの辻󠄀井伸行と、ヴァイオリニストの三浦文彰をアーティスティック・リーダーに迎え、世界でトップクラスの音楽仲間が集結する豪華な音楽祭 」である。
 「都会で楽しむクラシック」という、「富士山河口湖ピアノフェスティバル」とは真逆のコンセプトに基づいているようだ。
 さて、スケジュール表を見る限り、今年の主役は、おそらく三浦文彰さんということになるだろう。
 というのも、彼は、ヴァイオリンのソロだけでなく、指揮者としても、大車輪の活躍が見込まれているからだ。
 指揮者としての活動を始めるに際しては、お父様(東フィル・コンサートマスター)から苦言を呈されたらしい(「甘く見るなよ」ということだろうか?)。
 だが、昔から、ソリストが指揮者を兼ねたり、指揮者専門に転身したりすることはよくあったし、師匠であるピンカス・ズーカーマンもそうである。
 そういえば、ピアニストの反田恭平さんも、指揮者への転身を示唆しているそうだ。
 さて、「二刀流」の代表例と言えば、個人的には、やはりレナード・バーンスタインが真っ先に思い浮かぶ(彼は作曲家としてもすぐれた業績を残しているので、「三刀流」なのだが。)。
 三浦さんや反田さんも、「二刀流」を超えて「三刀流」になる日がやってくるかもしれない。

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