Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

再選挙

2020年02月09日 07時48分55秒 | Weblog
日弁連会長選、再投票に 山岸良太氏と荒中氏の決選投票に
 「日本弁護士連合会の次期会長選は7日の投開票で、立候補した5人全員が当選の要件を満たさず、3月11日に上位2人による再投票を行うことになった。

 最初から波乱含みのようではあったが、驚きの結果となった。
 ちなみに、今回私は、投票日の弁護士会館では、9時59分からカウントダウンが行われることを初めて知った。
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今どきの若者論

2020年02月08日 08時28分19秒 | Weblog
 たまたま、ある依頼者の方と話していたら、最近の若者について、「志が低くて、言われたことだけやっておけばいいという子が多くて困る」とおっしゃった。
 その方は看護婦さんなので、「若者」というのは勤務医のことを指しているのだが、「指示待ち族」は私が新入社員のころにもよく指摘されていたと思う。
 そういえば、私も先日、飲食店で、20代前半とおぼしき男性二人が隣で会話しているのを聞いて、「今どきの若者はけしからん」という感を抱いたことがあった。
 その二人は、共通の友人(元同級生?)について、「あいつはゼネコンに入ったけど、うらやましいよ。現場でただ見ているだけで、年収1000万もらえるんだから」という、「楽して儲かる仕事はいいね」という話題と、合コンの話題に終始していたのである。
 だが、「葉隠」を読んでも、江戸時代の若い侍は、これと似たり寄ったりだったようだ。
 言い古されたことだが、「今どきの若者論」は、年長者が若いころの自分(あるいは同世代の人たち)を投射して批判しているだけのこともあるから、真に受けてはいけないのだろう。
 
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ドイツ的不健全

2020年02月07日 08時07分28秒 | Weblog
シューベルト:美しい水車屋の娘(ディートリヒ・ヘンシェル
 「ここでゲーテに登場してもらおう。彼も失恋の苦しみで死の思いにとらわれた。しかし小説『若いヴェルターの悲しみ』を書き、そのなかで失恋に苦しむ主人公を自殺させることで、ゲーテ本人は生き返ることができた。つまり作中で自死するヴェルターはゲーテの身代わりになったわけだ。
 シューベルトはその影響を直接受けたわけではない。だがゲーテとおなじ直感が働いて、粉職人を自殺させることで彼自身は死の淵から生還しようとした。連作歌曲集<美しい水車屋の娘>にそんな『自己救済』の手立てが隠されている。
」(喜多尾道冬氏の解説)

 シューベルトは、ゲーテと同じように、自作の主人公を自殺させることで、自分を救済したという見方である。
 だが、これは「ヴァーチャル自殺」にほかならず、とても健全とは思えない。
 ドイツの芸術には、どうやらこういう不健全?な側面があるように思われる。

 
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副業自由化

2020年02月06日 08時31分20秒 | Weblog
「副業自由化」で気を付けるべき落とし穴
 「兼業・副業を行ううえでまず留意したいことは、健康問題です。本業以外に働くとなると、長時間労働による心身への影響が懸念されます。また本業と副業間でのタスク管理が難しく、業務バランスの維持も課題となります。そのため、自己の健康管理とタイムマネジメント、タスク管理については、今まで以上に意識する必要があるでしょう。さらに、職務専念義務、秘密保持義務、競業避止義務を守ることは言うまでもありません。会社との信頼関係があってこその副業であり、個人の自律性が求められます

 目下、政府内で「働き方改革」第2弾の法整備に向けた作業が進行中である。
 「副業自由化」もその1つで、かなり論点が絞られてきたようだ。
 容易に想像できるのは、長時間労働と秘密保持の問題であるが、長時間労働と関連して、労災事故が起きた場合の因果関係の認定という難しい問題がある。
 例えば、A社とB社で勤務しており、A社での週労働時間は40時間だが、B社では週に20時間以上働いているような労働者が、長時間労働を原因として脳・心臓関係の疾病を発症した場合、A社とB社のどちらに帰責されるのかという問題が生じる。
 今のところ、「労働時間に応じて責任を案分する」という案が出ているらしく、これが一番素直だと思うが、実務的に通用するかどうかは何とも言えない。
 それにしても、菅野和夫先生をはじめ、労働法学者の先生方の力がなかったら、今頃日本はブラック企業だらけになっていただろう。
 先生方のご尽力には頭が下がるばかりである。
 
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キャスト変更

2020年02月05日 08時04分08秒 | Weblog
〈アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト2020〉出演者、および演目変更のお知らせ
 「当初、コジョカルはAプログラムで『バレエ・インペリアル』に出演する予定でしたが、来日直前のリハーサルで怪我をし、身体に負担の大きい同作への出演ができなくなりました。そのため上演作品の変更を余儀なくされ、フリーデマン・フォーゲルと『マノン』より第1幕のパ・ド・ドゥを踊ることになりました。コジョカルに代わって急きょヤスミン・ナグディ(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)が『バレエ・インペリアル』に出演することになりました。なお、『ドン・キホーテ ディヴェルティスマン』には出演できるよう調整しておりますが、最終的な出演の可否につきましては、当日の発表となりますことをお許しいただきたく存じます。

 公演直前に主役がケガということで、キャスト変更が大変なようだ。
 バレエの場合、公演中にケガで降板というのもあって、「白鳥の湖」のジークフリート王子が、1幕と2幕以降とで違っていたというケースもあった。
 この件で、私は、公演直前にジークフリート役とブリュンヒルデ役の歌手がそろって体調不良に陥った「東京春祭ワーグナー・シリーズvol.8《神々の黄昏》」を思い出した。
 運営サイドの人たちは、胃に穴が開くような思いではないだろうか。 
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転勤族の荷物

2020年02月04日 08時12分23秒 | Weblog
 会社によってはそろそろ異動の内示やその予告もあるという時期で、浮足立つ人も多いのではないだろうか。
 転勤族の悩みの1つに、「荷物」というのがある。
 放っておけば荷物はどんどん増えていくものだが、異動先の社宅が従前の社宅よりも狭い場合には、処分しなければならない荷物が出てくるのである。
 衣類は一定量必要だから処分するのは難しいので、それ以外の私物が対象となる。
 私がサラリーマンだったのは平成の中頃のことだが、処分対象として犠牲になりやすかったのは、本やCDだったと思う。
 当時は、電子書籍やiPodなどというものがなかったのである。
 ところが、数年~数十年経ってみると、どうしても読みたい本や、どうしても聴きたい曲が出てくる。
 そうなると、結局買い求めることになって、ひどい場合にはアマゾンで中古のものを取り寄せることとなる。
 かくして、私は、D.H.ローレンスの「アメリカ文学論」を3回ほど買ったのであった。 
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演技力

2020年02月03日 08時17分37秒 | Weblog
竹内涼真の迫真演技に「号泣」「ピカイチ」の声…“新たな歴史”に衝撃も「テセウスの船」3話
 
 「迫真演技」という極上の誉め言葉が用いられているが、私はやや違和感を抱いた。
 というのも、あくまでネット上の話ではあるが、竹内涼真氏は、いわゆる「大根役者」ランキング(俳優編)では、20位から10位の間にランクインしていたからである。
 例えば、「演技下手な俳優&女優ランキング36選【大根役者・2020最新版】」だと、17位にランクインしているし、「大根役者な芸能人20選まとめ!アノ俳優は演技下手すぎ?」にも16番目に登場する。
 もっとも、演技力の評価というものは主観的なものだから、他人の評価をそのまま受け入れるのは妥当でない。
 というわけで、普段ドラマを観ない私も、来週の日曜劇場を観て、自分の目で確かめてみようと思うわけである。
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問題意識

2020年02月02日 07時24分46秒 | Weblog
 先日、断捨離をしようとして古い段ボール箱を点検していたら、司法試験の論文試験対策の答練ファイルが1箱分出てきた。
 論文試験前の1年間に限定しても、最低週2通、直前3か月は12通(1通1時間)くらい書いていたから、結構な量である(もっとも、当然のことだが、みんな相当な量の答案を書いていた。)。
 これを捨てようとしたのだが、どうしても捨てられない科目が1つあった。憲法である。
 15年ほど前に実施されたものだが、例えば、
 「人種的少数者集団をことさらに侮辱する意図をもってその集団を侮辱する言論を禁止する法律が制定された場合の憲法上の問題点を論ぜよ。」
 「公立学校の教諭が、新入生に配布予定の生徒会誌に、日米安保条約等に関する小論文を寄稿したところ、これを読んだ校長が、小論文の政治的意見の部分削除を職務命令として指示した。この措置についての憲法上の問題点をあげ論ぜよ。」
 「参議院議員について、各都道府県を一律に定数2の選挙区とし、当該都道府県議会の議員によって選挙させる制度の、憲法上の問題点を論ぜよ。」
などというもので、今なおホットな、実務的に重要な問題を含む良問ぞろいである。
 それもそのはず、辰巳法律研究所の「日曜答案練習会」などは、宍戸常寿先生、吉田善明先生、阪本昌成先生などが、受験生に媚びることなく、自身の問題意識を反映させた問題を作成していたのである。
 こうやって振り返ってみると、つくづく、「問題を解決すること」の重要性だけでなく、「現実に直面して、問題意識を抱くこと」の重要性を痛感させられる。 
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第2楽章

2020年02月01日 07時50分03秒 | Weblog
モーツァルト :ピアノ協奏曲 第21番 第2楽章 K.467
ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」 第2楽章 Op.13

 アメリカで流行しており、昨年日本にも上陸した「怒りの部屋」で思い出したが、怒りに限らず、波立つ感情を静める方法は、何も電化製品をハンマーでたたき壊すだけではない。
 よく言われるのは、深呼吸、場所を変える、エクササイズなどであるが、私は、音楽が一番効果があるように思う。
 穏やかなテンポで、甘美なメロディーの音楽を聴いて心を静めるという方法である。
 ピアノ曲でいうと、コンチェルトやソナタの第2楽章には、これに適した曲がたくさんある。
 上に挙げたモーツァルトのピアノ協奏曲21番や、ベートーヴェンの悲愴などはその筆頭だろう。
 
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