最近の子は、、、

最近の子は
切れやすいとか
我慢ができないとかいわれる
確かにそうかもしれない

しかし、サッカーを通じて２０年ほど
子供たちと遊んできた自分から見ると
最近の子は「孤独」で「かわいそうだ」

孤独だから、かわいそうなのではなく
子供らしいことをさせてもらえなかったり
出来なかったりするから
かわいそうなのだ

子供らしいこととは
たとえば、感情に任せて喧嘩したり
反対に思いっきり仲良くしたり
夢中になって時間を忘れて遊んだりすること

そうだ、子供は多分、理性より感情の
世界を生きているのだろう
なのに、感情を思いっきり開放させることは
大人の知恵で「よくないこと」とされて
あれはいけない、これはいけない
と出来ることを制限されてしまう

喧嘩はよくないこと？
しかし、溜まってしまった怒りの感情の
出口はどうするのだろう
あまりにたまってしまったら却って
制御できずにいきなり大変なことを
起こしてしまう

つまり、ささいな喧嘩、小競り合いは
子供の世界ではある面必要なのではないのか
（勿論ここで言う喧嘩はいじめのことではない）

小さな喧嘩をすることによって
喧嘩はよくないこと、気分の悪いことと
（し終わった刹那は分からなくても）
後になって身にしみて感じるようになるのではないか

子供らしさは、
大人たちが自分たちが子供だったことを忘れて、
大人の知恵を早くから強制、教育することから
失われていく

子供は小さな大人ではなく
多様な感じ方をする
成長し続ける生き物なのだ

大人は彼らの中にある個性とか、
伸ばしてあげたらよい部分を
探してあげることが
小ざかしい教育より大事なような気がするのだが

だから最近の自分の少年サッカーの練習のテーマは
「野性の復活」が大きなウェイトを占めている

ん、話が飛んでいる？