パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

食欲の秋というけれど、、、。

2006年09月16日 09時25分38秒 | Weblog
さすが秋。
夕方になると空腹の感じが強くなって
ご飯が待ち遠しいというか
どれだけでも食べられそうな気さえする

冬に向かって脂肪をためるためなのか
それとも夏の間に減ってしまった?体力を
カバーするためなのか
とにかく自然が発するメッセージは
「秋は食べ物がおいしいよ」

実際、このように涼しくなると食欲だけではなく
読書したい気分にもなってくる
(というか夏は暑すぎて何もする気が起きない)
体をゴソゴソ動かしてスポーツの秋もありそうだ

こうして考えてみると随分と人間は
自然に歩調を合わせているのに気づく

いまよりおおらかだった昔は
夏は朝明るくなると働いて
(サマータイムを自然にやっていた)
暑い昼間は昼寝して
秋になれば、お祭りで感情を爆発させる時を持ち
長い夜の時間は読書等に親しんだりして
つまり、人間が決めた時間という縛りの中ではなく
もっと自然の中の一員として活動していた

なのに今は???!
文明が進んだはずなのに快適さ、自由度は
もしかして以前より低下していないだろうか?

確かに物理的な事実は(冷暖房、除湿など)
生活は快適になったはず、となるのだが
強制的?に制御した快適な?環境が出来たため
本来は休める作業や仕事が
効率の為に毎日同じように繰り返さざるをえなくなってしまう

自分はイタリアやスペインのようなシェスタのある国を
羨ましいと思ってしまう
シェスタがある事が羨ましいのではなく
のんびり昼寝していてもやっていける事実や社会を
羨ましいと思う

どうも、最近の生活はみんな窮屈みたいに思えてならない
感情が「????ねばならない」の理性の命令に従ってばかりで
本来の、自然の一部として、生物としての生き方が
(生き延びる事だけが目的の?)
出来難くなっているようだ
(その犠牲は弱い立場の子供などに表れている)

なんか、いい方法ないかな
みんなが人間らしく生きられる方法


コメント
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