パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

久しぶりの中村俊輔を見て

2007年02月17日 20時12分27秒 | Weblog
スカパーに入っているものの、
最近は仮住まいだったりで落ち着かず
ほとんど見なかったユーロッパサッカー

久しぶりに、結果を出してがんばっている中村の
セルティックのゲームの再放送を見て
懐かしい感じを思い出した

スコットランドだけじゃなくイングランドも
オランダもイタリアにも見られるのは
ヨーロッパのチームの良い意味での個人主義。
一人ひとりが前へ前へとボールを運び
最終目的のゴールに貪欲に迫る
みんなで協力してというより自分の持分
役割をしっかりと果たしているサッカー


自分が見たこのゲームでは中村はタッチ数も
多くなかった
ところどころ彼に出しておけば楽なのに
と思えるシーンもあったが
それよりも、感心したのは
中村がそんなゲームに焦ったり
腐ったりしないで(当たり前?)
黙々とやっていたこと

中村がこのチームで上手くいっているのは
彼の才能もさることながら
全てを仕切るゲームメーカーというより
職人的な役割に徹しているからのようだ
そして案外そのほうが彼にはあっているかもしれない

つまり日本でよく言われる司令塔と言うよりは
職人的オフェンシブハーフと言ったほうが
良いかもしれない

ファンタジーにあふれるというよりは
自分のところに来たボールを
正確に味方に効果的に預けている
そしてその正確さが群を抜いている
そんな感じだ

昔見ていたフェイエの小野の
調子がいいときのゲームと比較すると
小野のほうが後ろにいるせいか
ゲーム全体をコントロールしている感じがする
ただ彼もやはりヨーロッパ人の個人主義には
てこずっていたように思えたが!

それにしてもせっかくのチャンピオンリーグでのチャンス
いいところを出し切ってがんばってほしいものだ
FKからのゴール、二度あることは三度あるだから
ぜひとも貪欲に狙ってもらいたいな!
コメント
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