パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

カメルーン戦の伝え方

2010年06月15日 20時47分19秒 | Weblog
BBC関係の報道では「イマジネーションに欠けた凡戦」
イタリア監督の目からは「組織立ったチームで素晴らしい」
ドイツからは「運が良かっただけ。攻撃力不足」
カメルーンからは「日本が勝ったのではなく、カメルーンが負けた」

なるほど、いろんな感じ方があるものだ
確かにそうかもしれない

日本に関連する試合でなかったら、ミスの多い、
ファールによる中断の多いゲームと自分も判断したかもしれない

また皆で一体になって守ろうとしていたのは感じられる
そしてそれが最後まで持った事も評価できる

後半は攻められっぱなし
押し返す力、技術、精神力がない、、、

こんな風に人の意見は立場によって違っていて当然
しかるに日本の今日のマスコミは、、、

「一面がすべて本田ということになれば日本の未来は危ない」
さすがオシムさん、いいことを言う
本当にその通り

日本のマスコミは持ち上げて、思い切り落とす
芸能人の扱いを全てに適用する
一般のマスコミにはサッカーの世界にもスターが必要で
無理矢理作ろうとさえしている

サッカーの好きな人は
皆が好きだからと言って好きだとは言わない
見ていて何故だか自分の心にフィットした人を
自分のスターとして扱う

一般のマスコミは分かりやすくする為に
安易に誰にでも分かる様にスターを製造し
適度に対立を煽ったり、キャラクターづけたり消費する

皆に分からなくてもいい
分かる人には分かる様に
分からない人は分かる様に勉強しなさい
位のことを言えるマスコミはないものか

いつまでもスーパーや百貨店ではなく
専門店に購買がシフトしているというのに
マスコミだけが総合情報産業化している
そのために分かりやすさだけが重要視される

もっともそれを受け入れている国民の力量が
その国のサッカーの実力を反映するのかもしれない
(昨日勝ったから急に大騒ぎ、負けてたらどんなだったろう)

マスコミの果たす役割は
その立場にいる当人たちがもっと自覚してほしい
せっかく恵まれた立場にいるのだから、、、


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カメルーン戦勝利の秘密は「相性」?

2010年06月15日 06時11分22秒 | サッカー
日本1-0カメルーン

相性ってあるもんだ。
鈴木がコンフェデ杯で2得点した時からカメルーンとは
相性がいいと思っていたが、こんなに上々の結果になるとは

組み合わせが決まった時から一番楽観的に考えると
相性のいいカメルーンには勝ち
オランダは頑張って引き分け
デンマークは日本の戦い方がフィットして勝ちか引き分け

こんな風になればいいのだけれど、、、

とりあえず勝ったので問題は先送りされているが
岡田監督、この人の選手選抜、方針、能力 
はたしてよかったのだろうか?
なまじっか中途半端な成績はかえって
日本のサッカーのためにはよくないかも

マスコミはミーハーな騒ぎ方しかしない
専門誌はきちんと物事を分析し、検討し、進むべき方向を
提案することもお仕事ですよ
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