「結構好きかも!」
以前NHKFMでグルダの弾くモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いたときの印象
そんな記憶があったから先日名古屋に中古レコードを買いに出かけて
グルダのベートーヴェンピアノ協奏曲全集(シュタイン指揮 ウィーン・フィル)が
とんでもないやすさで販売されているのを見つけたときは
ラッキー!これは自分が買わなくてはいけない運命!
みたいな気持ちで即購入
この日は他に
ディスカウとエッシェンバッハの組み合わせでシューマン歌曲集全集(2)
カラヤン指揮 フィルハーモニアでリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」
のセット物を購入
ところでグルダの音は、もう一度聴いてみたい気持ちにさせる音
名前がにているグールドは、才気ばしっててもあまりにも自分の世界に入りすぎて
他人に聴かせる意識がない様に感じられて
頻繁に聞く気にはなれない
この人(グールド)が演奏会をやめてレコード録音だけの活動にしたのは
聴衆抜きの音楽に向かうためかもしれないが
そもそも、聴く人なしに自分のためだけの音楽ってどうなんだろう?
いろんな捉え方があるのはいいけれど、自分はパスだな
このグールドと同じ印象を持つのがコルトレーン
耳が慣れていないだけかもしれないがこの人も自分の世界に入りすぎて
なんか取っ付きにくい
まだマイルスの緊張感のある音のほうが聴く気になれる
(単なる趣味の問題だろうけど)
話は戻って
イエルク・デムス、パウル・バドゥラスコダ、そしてグルダがウィーン3羽ガラス
だったと思うけれど
前の二人は聴いたことあるはずだが(もちろん録音のもの)あまり印象にない
しかしグルダは、今度東京へ行って中古レコードショップで彼の演奏のものを見つけたら
無条件で手に入れてみようという気にさせる
さて、そんなレコードがそもそも存在するかは知らないけれど