パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

より良い原発事故報道について、送り手受け手が身につけなければならないこと

2011年04月13日 10時45分21秒 | Weblog

今回の報道のあり方で明らかになったことと

その対処方法を考えてみた

 

まず報道関係と学者・関係者とのインタビュアーの話が咬み合わない点について

◆基本的な知識がメディア側にない

◆「分かりやすく言ってください」というメディア側の意見は自分の勉強不足を露呈している

◆学者、解説者は正確を求めるあまり、前置きが長い話になって内容の理解が

 不明瞭になっている

 そして、分かりやすく話すというスキル自体がない

 

 

これらをクリアするためには、分かりやすく話すスキルにたけたメディアの人たちに

まずは放射能、放射線、原発の原理、その構造などをしっかり勉強してもらう

(多少時間がかかっても、まずずべきはここから)

その上で、適切な質問をしかるべき人にするようにして

今度は分かりやすく視聴者、読者に伝えていく

 

そして視聴者、読者のほうは

無機質な数字の報道ばかりでは判断に困るが

受け手の方も基本的な知識を持つ必要がある

(全ては簡単に説明できるものではないということを認識することと

 辛抱強く学んでいく必要も認識すること)

 

その為にメディア・国は、国民に対して放射能、放射線、原発の原理、その構造等の

教育を何らかの時点でしっかり行う

 

結局、知識は力になるということ

自分で判断できるだけの材料と教育を全てがなされるべき

といった結論に落ち着くと思うのだが、、、、さて

 

コメント
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