チュニジアのジャスミン革命は別名Facebook革命
この革命は瞬く間に隣国に飛び火
それどころか世界中の至る所で革命に至らずとも
デモは頻繁に起こっている
アメリカでもウォール街へのデモ
日本でも反原発のデモ
この一気の広がりがFacebookを通じて行われたことから
こうした名前がついているわけなのだが
確かに媒介としてはFacebookなのだけれど
ちょっと本質はもっと別のところにありはしないか?
というのが今日の独断
昔の「生命潮流」と言う本だったと思うけど
芋を洗う猿が、ある地区で何%以上の閾値を越えると
遠く離れた地域でも突然芋を洗う猿が出現する
と言う仮説を述べたと勝手に解釈し、思っているけれど
確かに不思議と同時期に遠く離れた所で同じような発想、
行動を起こすことはあるものだ
で、今回のこと
何が共通しているか?を考えると
共通するのは、「お上は当てにならない」ということ
お上、あるいは現在実質的に社会を支配している人々は
当てにならない!ということが
ほとんど全世界的に共通認識として人々の心に芽生えたような気がする
つまり、何かの閾値を超えて101匹目の猿が出現したというわけだ
今までなんとなく見逃していたようなことが
面倒でも一人ひとりがしっかりしないとダメなんだ
と言って急進的に何かする訳じゃない
柔らかな共通認識
それが今回の本質ではないのか
話は変わって、スティーブ・ジョブズ逝ってしまった
まだ56歳なのに
彼の考え方、こだわりが好きだった
デザイン、使い勝手、感触、質感、
そしてトータルなビジネスモデル、
それらはジョブズの価値観がしっかり反映されたもので
今後ここまで未来への洞察力があり美的センスのあるCEOは
生まれないだろうな!
少なくとも自分が生きている間は
Googleは賢いと思うけど
美的じゃない
Facebookはどうも商売的すぎるから好きじゃない
アップルのその先
見たかったな、残念
そしてジョブズさんには
お疲れ様!
の一言を