スティーブ・ジョブズについてのいろんな事が
日本の週刊誌にさえ書かれている
独裁者、気まぐれ、完璧主義者、
そして強烈に人を罵倒すると思えば
利用できるものはトコトン利用するなどなど
本国では毀誉褒貶の中を生きた人と
伝記も発売される
しかし、これら一種の変わった性格は
実はさほど変わったことでもない
大きな事を成し遂げた人(成し遂げる人)は往々にしてこのタイプが多い
大きなコトといえばサッカー界ではバロンドールを獲得した人物もその一人
ロナウドも一般的には変な人
マラドーナも然り
どうも才能が一分野に突出した人は
全体のバランスが崩れているのが人としてノーマルらしい
その突出した分野がサッカーであったり
経営の分野であったり学問の分野であったり
完全な人間という想定自体が無理があるようだ
いろんな統計による平均的な人物というのは
実際には存在しないのと同様に
完璧な人間などは存在しない
要はどこまでその人に悪いところを許せるか
だけに落ち着く
なのに、この国は聖人君子を何時も求めてしまう
それが窮屈な世界を作ってしまっているかも知れないのに
人間は多分欠点のない人間よりも
欠点の多いドジな人間を感情的に受け入れる
それがなぜだかわからないが
とにかくそんな傾向がある
欠点の多いこと
それはある面パワーのある証拠かもしれない
できれば若い時期にそれを認めてくれる
良い人に巡り会えれば幸せなことになるだろう
で、自分は
どうだったんだろう?