パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

準々決勝、ドイツ対フランス、ブラジル対コロンビア

2014年07月05日 10時42分16秒 | サッカー
結果的に二試合とも似たような展開になってしまった

ドイツは前半13分にDFのフンメルスがセットプレーから
ヘッドで得点

ブラジルはやはりDFのチアゴ・シウバがやはりセットプレーから
ヘッドの得点

こうしてDFの得点をした方が結局勝ちきって
ドイツとブラジルが勝ち残った
(ドイツ1-0フランス・ブラジル2-1コロンビア)

これは偶然ではなく、このレベルの試合になると
流れの中から勝負をつけるのが難しく
セットプレーがキーとなるという事なのだろうか

しかし、この2試合はスペクタルな試合と言うものではなかった
負ければ即敗退のトーナメントのせいでも無いだろうが
印象としては地味な感じの試合

もっとも、このような普段の試合っぽくなれば
ドイツ、ブラジルが有利かと思っていたが
案の定、この二チームは特に気負う訳でもなく
勝負にこだわっている感じ

ドイツは特に変わった事をしている訳ではないが
フィジカルをいかして、そして俊敏ではないが
正確なプレーを徹頭徹尾皆が行っている

実際、対戦相手とすればドイツに勝つまでには
越えなければならない山が沢山あり過ぎて
疲れそう

ブラジルは今までの出来ならコロンビアの方が有利かと思ったが
現実的な守備でコロンビアの勢いを出させなかった感じ

ボールが来た選手へのアプローチの厳しい事
ブラジル選手が相手の選手を倒すシーンが多かった
なるほど、戦いはこうして行われるのかと
日本には良いお手本になるかもしれない

それから気づいて事はブラジルは変にDFカら繋ごうとしないで
大きくクリアといった選択を度々していた事
まさに現実的な闘い方
押し込まれっぱなしになった時はサイドに大きく蹴り出す

これは繋ぐ技術の習得のためにむやみにクリアしないように
教えられたままの我が国の守り方には
ヒントとなるかもしれない

ところで、ネイマールは背骨にひび
チアゴ・シウバは累積警告で準決勝はでられず
この状況はかなり厳しい
フッキもフレッジも得点の匂いがしないし
なにかラッキーな選手がでないとヒタヒタと
真面目に取り組んでくるドイツには手を焼きそう

この準々決勝はサッカーというゲームというよりは
現実的な戦いの場であったような試合だった

コメント
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