大画面に映し出される山の風景が見たくて出かけた
蒼井優ちゃんを見にいったのではない
毎年お盆には登っていた北アルプス
それをしなくなって20数年
予告編であのようなシーンを見せられると
ついつい出かけてしまう
ところが、この映画、正直なところガッカリ
山の風景はいい
しかし話の部分、脚本(原作?)が弱い
松山ケンイチが食堂のサービスで盆をひっくり返し
素人丸出しのシーンはあまりにも不自然で
馬鹿馬鹿しくて情けなくなった
こんな事を許している制作関係者ばかりなのか
ラストシーンの松山ケンイチと蒼井優のシーンも
まるでありきたり
信じられないくらい陳腐
それから文句を言えばきりがない
これはこの映画だけではなく日本の映画などに
よく見られる傾向だけれど
なにか悟ったような人物が登場して
主人公の成長を促すような台詞と行動
これにはいつも抵抗感を感じてしまう
ひとは皆完全ではない
その時の気分にも左右される
間違いもする現在形の人間ばかりが人間社会であって
もし主人公の成長を促すなら
その人物の不完全さももっと表に出すべき
でないとリアリティーが無くなってしまう
そう言えばこの映画の監督は「剣岳 点の記憶」も
メガホンをとっているとか
あの時も感じたが
山登りをしている割には
汗や少し余裕の無い呼吸などは全然見られない
服はいつも乾いたまま
歩き方も「やまや」の歩き方とは違う
つまりリアリティーが全然ない
もっともリアリティなど求めてはおらず
単にきれいな山の風景を映した映画というのが制作の目的ならば、
その意図を見間違ったこちらが悪いだけの事なのだが、、、
それにしても、ちょっとひどかったな
蒼井優ちゃんを見にいったのではない
毎年お盆には登っていた北アルプス
それをしなくなって20数年
予告編であのようなシーンを見せられると
ついつい出かけてしまう
ところが、この映画、正直なところガッカリ
山の風景はいい
しかし話の部分、脚本(原作?)が弱い
松山ケンイチが食堂のサービスで盆をひっくり返し
素人丸出しのシーンはあまりにも不自然で
馬鹿馬鹿しくて情けなくなった
こんな事を許している制作関係者ばかりなのか
ラストシーンの松山ケンイチと蒼井優のシーンも
まるでありきたり
信じられないくらい陳腐
それから文句を言えばきりがない
これはこの映画だけではなく日本の映画などに
よく見られる傾向だけれど
なにか悟ったような人物が登場して
主人公の成長を促すような台詞と行動
これにはいつも抵抗感を感じてしまう
ひとは皆完全ではない
その時の気分にも左右される
間違いもする現在形の人間ばかりが人間社会であって
もし主人公の成長を促すなら
その人物の不完全さももっと表に出すべき
でないとリアリティーが無くなってしまう
そう言えばこの映画の監督は「剣岳 点の記憶」も
メガホンをとっているとか
あの時も感じたが
山登りをしている割には
汗や少し余裕の無い呼吸などは全然見られない
服はいつも乾いたまま
歩き方も「やまや」の歩き方とは違う
つまりリアリティーが全然ない
もっともリアリティなど求めてはおらず
単にきれいな山の風景を映した映画というのが制作の目的ならば、
その意図を見間違ったこちらが悪いだけの事なのだが、、、
それにしても、ちょっとひどかったな