「冷静と情熱のあいだ」という小説があった
ある物語を男の立場、女の立場で書き進めていくもので
男の部分は辻仁成、女の部分は江國香織 が受け持って
後に竹野内豊が主演した映画にもなった
同じ物語と言っても時間は同時刻ではなく、小説らしく起承転結が
ある構成になっていた
男の自分は辻仁成の方にシンパシーを感じた
江國香織さんの方は、ちょっと感覚的というかすっきりしないところがあって
こんなものかな!と思ったりしていた
ところで、この様な男の気持ち、女の気持ちを表現した音楽をYoutubeで見つけた
男の気持ちの方は森田公一とトップギャランの歌う「乳母車」
そして女の気持ちの方は竹内まりやの歌う「駅」だ
どちらも上手くいかなかった話の後日談だ
この扱い方が、「冷静と情熱のあいだ」に通じるところがある
なんとなく(だが)男の方は客観的、女の方はまだ引きずっているような内容
(しかし、現実には引きずるのは男の方で、女の方はサバサバしてることが多いらしい)
小説も歌も女の人なら当然わかるという感覚を男は持てないでいるので
話や感情が飛躍してるように感じられたりする
とまあ、わざわざ変なことを考えなくても
ただその世界に浸っていればいいだけのことだけれど
なんか気になったので取り上げてみた
やっぱり女の気持ちは、、、わからない、、