買っただけで最後まで聴けていなかったCDを最近聴いている
アッシジの聖フランチェスコ 小澤征爾の指揮したものだ
今までに4枚組の最初の1枚までは聴いた
鳥の声を彷彿とさせる音響はとても心地よいが、歌が詠唱ぽくて退屈で
おまけに、歌詞の文字が小さくて読む気になれなず、そのまま聴き続ける気になれないでいた
しかし、先日のライブ(びわ湖ホール)の力は大きく、おさらい(復習)をしてみようという気になった
と言っても覚えているシーンは、
第一幕では皮膚病患者に口づけをする(その後?)柔らかな和音のところ
終わりの天上の音楽を連想させるパルジファルのようなコーラス
第2幕では春の祭典のような音楽と圧倒的な鳥たちの鳴き声の饗宴のところ
第3幕でも春の祭典とかブルックナーの9番の2楽章を連想させるようなところで
それ以外を通して聞くのはスピーカーを前にして聞くのはそんなに容易ではない
でも以前よりは耳が聴きやすくなっている
そう言えば、、と不意に気づいたのが「トゥーランガリラ交響曲」のこと
メシアンの大オーケストラの大作だが、この曲のある部分が「アッシジの聖フランチェスコ」に
使われていたような気がしてならなかった(生で聴いていた時)
それは勘違いかもしれないので、あとで確かめよう、、と思ったが、できないままになっているので
近いうちにラトル指揮の「トゥーランガリラ交響曲」を引っ張り出してこなければ、、
(しかし同じCDに納められた「世の終わりのための四重奏曲 」の方をつい聴いてしまいそう)