「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞の国際長編映画賞を手にした
気の滅入ること多い中で少しばかりいい話だ
「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹の小説が元になっているようだが
小説のタイトルは「ドライブ・マイ・カー」ではないらしい
(村上春樹のファンではないのでよく知らない)
村上春樹の作品には「ノルウェーの森」があるが
これはビートルズのアルバム「ラバー・ソウル」の中の一曲が
そのまま小説タイトルになっている
偶然かどうかわからないが「ドライブ・マイ・カー」も
「ラバー・ソウル」の中の一曲だ
ビートルズの影響はこんなところろにもあるのだな、、
と勝手に思ったりしたが、この映画で気になっていたことは別のことだった
テレビでは「ドライブ・マイ・カー」の予告編が流れる
印象的なのは赤い欧州車だ
何だったかな、、、確か北欧の車で、、
子どものころの見ればすぐに頭に入った記憶が表に出ようとしている
だが、それがすっと出ない
思い出そうとしても一向に出てくる様子はないし、ヒントさえ浮かばない
こうなるとイラついてくるが、ドツボにハマって全然出てこない
そこでいったん思い出すのを諦める
そうかサーブか
やっとのことでネットの検索からたどり着いたのはこの名前だった
免許など持てるときではなかった子供の頃、この車のデザインは
何となく好きだった
低い車体とお尻がなだらかに流れた特徴あるデザイン
車名も数字だったような(900)
車の名前を思い出したので少しスッキリした
と同時に、もし予告編に出る車がベンツとかBMWとかだったら
多分自分はさほど気に留めなかっただろうと思う
(映画に出る素材ってのは大事だな!とつくづく思う)