520円、最初は間違いだと思った
特に何かを追加して頼んだ覚えはないから480円だと思いこんでいた
レジの段階で「間違っている!」というのは体裁が悪いので黙って払った
その数日後、知人とこの店でお茶をしてレシートを見ると
普通のコーヒーが520円と印字されていた
そうか、コメダ珈琲も値上げをしたのか!とやっと気づいた
コメダ珈琲がこの地に出店した時はコーヒー1杯は430円だった
それがウクライナ戦争後に480円になって
ようやくこの価格に慣れてきたと思ったら今度は520円
世の中の値上げの勢いは凄い
毎朝のヨーグルトは税抜きで119円などというのは、もはや遠い過去の話
店によっては税込みで1個200円近くする
学生時代、喫茶店でのコーヒー1杯は120円くらいだった(と思う)
岩波文庫の星一つは50円
そして大学の授業料は一月1000円だった
在学中にこの授業料が3倍になると政府が決めて、それに反対する運動が起きた
ノンポリだった自分は3倍になるのは痛いが
そもそも月1000円は安すぎるから、なんとも言えないな、、などと
お気楽に考えていた
歳を取ると食べる量も減ってくる
値上げがあっても購入量が少なくなっているから
出費はそんなに変わらないかもしれない
それに、物欲が無くなってきつつある
贅沢するのはせいぜい本くらいなもので、それも読むには時間がかかるから
実質的には贅沢とは言えるほどじゃない
コンサートは理由あって長い時間、家を空けるわけにはいかないし
出かけることが億劫になって、つまりはだらんと家にいるだけになる
今年のGW、結局音無しの構え
怠惰な生活はホント身についている
それにしても、昔はいろいろ安かったな、、と今更ながら思う