解らないことは残念ながらたくさんある
量子力学とか相対性理論とか、音楽の対位法とか和声法とか
経済学のMMTとかゲームの理論とか
つまりは世の中は知らないことだらけだ
わかっているのは自ら経験した身の回りの些細なことだけ
これが実態なのかもしれない
でも悔しいので、少しは分かった気になりたいというのも本音
そんな時に便利なのがチャットGPTで、
その答を盲信してはいけないと注意しながら、いろんなことを聞いてみた
まずはMMTについて
(ザイム真理教とか山本太郎さんに通じる話と勝手に思って調べた)
問 MMTとは何ですか この理論の不安なところは何ですか
答 数秒後にスラスラと出てきた
**MMT(Modern Monetary Theory、現代貨幣理論)**は、国家の財政政策に関する経済理論の一つです。この理論は、特に通貨発行権を持つ政府(自国通貨を発行できる政府)の財政運営において、新たな視点を提供するものです。以下、MMTの基本的な主張と、その懸念点を説明します。
MMTの基本的な主張
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政府は自国通貨を発行できるため、財政赤字は必ずしも問題ではない
- 政府は税収や国債の発行に依存せず、必要であれば通貨を新たに発行することで支出を賄うことができる。
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財政赤字は民間セクターの資産になる
- 政府が支出(赤字)を増やせば、その分だけ民間の資産が増加する。これにより経済全体の需要を刺激できる。
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インフレが制約条件
- 政府支出の拡大には制約があり、それは「インフレの加速」。つまり、需要が供給を超えた場合にインフレが進むことが最大のリスクである。
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税金は主にインフレ調整や富の再分配のためにある
- 税金は政府の支出資金を調達するためではなく、経済全体の需要をコントロールしたり、所得の不平等を是正するために使われる。
MMTへの批判・不安な点
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インフレリスクの過小評価
- MMTは「インフレが起きるまで政府支出を拡大できる」と主張しますが、実際にインフレを適切に予測し制御するのは非常に難しいです。インフレが加速し始めた場合、それを抑えるために適切な政策を迅速に実行できるかどうかが疑問視されています。
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市場の信頼の喪失
- 通貨発行の拡大が過剰になれば、通貨の信頼性が低下し、為替市場で通貨の価値が大きく下落するリスクがあります。特に、海外資本に依存する国では影響が大きいとされています。
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政治的リスク
- MMTの考え方では政府支出を大幅に拡大することが可能ですが、これが政治的に悪用される可能性があります。必要以上の支出や人気取りの政策が採用されることで、経済の安定が損なわれるリスクがあると指摘されています。
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国際的な影響
- 通貨発行権がある国であっても、グローバルな経済環境や外国との貿易における信頼関係が影響を受ける可能性があります。例えば、自国通貨の価値が下がれば輸入品の価格が上昇し、国民の生活水準が低下するリスクがあります。
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実証的エビデンスの不足
- MMTの理論は学術的には注目されていますが、実際に長期的に成功した例が少なく、その有効性や限界が不確定です。
MMTは従来の経済理論とは異なるアプローチを提案しており、特に不況時の財政政策において議論を呼んでいます。ただし、その実用性やリスク管理の面での懸念が依然として強く、これを全面的に採用することには慎重な意見が多いのが現状です。
それは理解できないためなのか、それとも直感的は正しいのか、、
これを見てもやはりよくわからん、、というのが本音
でもMMTの過信は良くないと心配症は呟いている
もう一つ聞いてみたのが少し前に流行ったゲームの理論
問 ゲームの理論とは何ですか?
ゲーム理論とは、複数の意思決定者(プレイヤー)が関与する状況において、それぞれが自分の利益を最大化しようと行動した場合にどのような結果が生じるかを分析する数学的な理論です。経済学、政治学、心理学、生物学など、さまざまな分野で利用されています。
ゲーム理論の基本概念
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プレイヤー
- ゲームに参加する意思決定者。個人や組織、国などが該当します。
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戦略
- プレイヤーが選択できる行動や意思決定のルール。
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報酬(利得)
- プレイヤーが選択した戦略の結果として得られる利益や結果。
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ナッシュ均衡
- すべてのプレイヤーが自分の戦略を変更することで得られる利得を最大化できない状態。つまり、どのプレイヤーも一方的に戦略を変えても状況を改善できない均衡点。
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ゼロサムゲームと非ゼロサムゲーム
- ゼロサムゲーム:一方のプレイヤーの得点が他方の損失と正確に一致する場合(例:チェス)。
- 非ゼロサムゲーム:プレイヤー間の利益や損失が必ずしも相殺しない場合(例:国際貿易)。
代表的なゲーム理論の例
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囚人のジレンマ
- 2人の囚人が協力するか裏切るかを選択するゲーム。両者が協力すれば最善の結果を得られるが、個々の利益を優先すると結果的に双方が損をする。
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チキンゲーム
- 2人のドライバーが正面衝突する可能性がある状況で、どちらが先に道を譲るかを決めるゲーム。譲らないことで大きな損害を受けるリスクがある。
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ハトとタカのゲーム(進化ゲーム理論)
- ハト(協調的戦略)とタカ(攻撃的戦略)の間での競争をモデル化し、進化的に安定な戦略を分析する。
ゲーム理論の応用分野
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経済学
- 企業の価格競争、オークションの設計、取引交渉などで活用。
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政治学
- 国際関係や軍事戦略(例:核抑止理論)における意思決定。
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生物学
- 動物の行動や進化の分析(例:捕食者と被食者の関係)。
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人工知能(AI)
- マルチエージェントシステムや意思決定アルゴリズムの設計。
ゲーム理論の限界や課題
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現実の複雑性の簡略化
- モデルは現実を単純化しているため、すべての要素を考慮することは困難。
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完全合理性の仮定
- プレイヤーが常に合理的に行動することを前提としているが、実際には感情や情報の不完全性が影響を与える。
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動的状況の考慮
- 多くのゲーム理論モデルは静的な状況を分析するが、現実では時間経過による変化が重要。
ゲーム理論は、複雑な意思決定や相互作用を理解するための強力なツールですが、現実の状況に適用する際にはその限界や仮定に注意が必要です。
これは少しかじった時、結局は自分だけの利益を選択するより多くの人の利益を選択するほうが
効率が良いというか、利益も多い!とあって、そりゃそうだと妙に納得したような記憶があったが
これを国益優先とするトランプさんとか、他の国の同様な政策をしたがる人は
どのように理解するのだろうか?と気になってしまう
それは、なまじっかいろんなことを知ってしまうと何もできなくなる
知らないものの強みで暴走したほうが一時的に得をする可能性は十分ある
と考える人は存在するだろう
でも、理論ではそれは多分短期間だけでしっぺ返しを食らうとでていたような記憶がある
やはり人間社会ではモラルとか倫理観とかこうした人間性に依存するブレーキが必要と想像するが
今の世の中はあるでブレーキのない列車のようだ
確かに何かを知るということは慎重になりブレーキをかけたがる傾向はあるだろう
でも、それでも何かを知るということは、知らないでいることより価値あることだと思う
さて今日は何が言いたかったのか?
ただ吐き出したいだけだったのか