パンセ(みたいなものを目指して)

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ワールドカップアジア最終予選 対オーストラリア戦

2024年10月16日 09時09分12秒 | サッカー

ワールドカップアジア最終予選 対オーストラリア戦は1−1
2つのゴールが共にオウンゴールという珍しい試合
この試合の後行われたバーレーン対サウジアラビアの試合は
0−0の引き分けで2位・3位のチームが勝点を上乗せできなかったので
首位日本との勝ち点差は5のままだ

昨日の試合、日本は先に失点したが
オーストラリアが勝ちに値する試合をしていたかといえば、そうとは言えない
日本が勝っても妥当な試合経過だったので、最後の最後で神様が微笑んだというところか

日本はスタートダッシュで猛烈な得点をとっていたので
対戦相手は必然的に失点をしない戦い方をする
その方法としてオーストラリアは真ん中を固めるという戦術をとった

サッカーはバスケットと違って、どこからの位置からのシュートでもゴールは1点
シュートの入る確率を考えてみると、シュートはゴールに近いところから撃ったもの
真ん中の位置からのシュートが入りやすい
簡単に得点を重ねるメッシは、左右からのシュートよりも真中付近からの得点が多い
そしてロングシュートよりはミドルレンジとか近い距離からのシュートが多い
つまりは、入るのはこの2つの場所に行けるかどうかが問題となる

この得点の可能性の高い位置に行くのを自分の力で行けるのがメッシ
この位置にいることはいるが、自分の力ではなく味方の適切なパスが必要
とされるのが今の日本の姿

つまりは、真ん中あたりと近くではシュートさせないというのが守りの方法となる
だから昨日のオーストラリアは、三笘や久保に縦に行かせて、センタリングさせても
真ん中はガッチリ固めて、FWに提供するパスは引っかかっていた
またパスが通った場合でも圧倒的な存在感のFWがいれば状況は変わっていたが
残念ながら日本のFWは特別な存在とは言い難い

ところで昨日は中村敬斗の出来が素晴らしかった
三笘と似たようなフェイントから中に切れ込んで速いグラインダーのパスを入れ
オウンゴールを誘ったが、プレーは三笘と似ているようでもちょっと印象が違う
中村のほうが体幹が強そうな感じ
中村はシュートも上手いし、プレーの切れ味もあるので
もう少し時間を与えても良いような気がする

ところで、昨日の一番ラッキーだったのは負けなかったことではなくて
サウジ対バーレーンが引き分けになって、勝ち点差が縮まらなかったこと
どの国も勝つというのは難しいようだ

コメント
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