人間は不思議だ
牛や鳥を食物として育て
いつかはして肉の塊とするのに
今回のように鳥インフルエンザとか口蹄疫になった動物を
殺処分するのには何かしら抵抗感を感じてしまう
抵抗感の理由は今までのコスト、手間を慮っての事ではない
それよりは生き物の生命を奪ってしまう
ということにたいして
随分勝手なものだ
自分らで普段殺しておきながら
今度はたくさん殺すのは可哀想だとか思ったりして、、
しかし、実はこの矛盾こそが人間だとも言える
人は理性的な首尾一貫した存在ではない
むしろ反対に絶えず揺れる(多分例外なく)
ところで話は急に変わるが
生き物を、同情とか哀れみとか感じないで
食べてしまえるのは何故か?
と考えた哲学者がいた
(その著作は最初の数ページで投げ出したので
結局どういう論旨かわからなかったが)
人間はいろんなコトを考えるものだ
と同時に
自己弁護しないと
やましいと思っているのか?
鳥インフルエンザ、早く収束してほしい
養鶏家の人のためにも
鳥たちのためにも!