パンセ(みたいなものを目指して)

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政局報道ばかりで良いのだろうか

2024年10月02日 09時33分43秒 | あれこれ考えること

Chat GPTにこんなことを聞いてみた
「政局報道と政治報道の違い?」
数秒後に答えが出てきた
それがこれ

「政局報道」と「政治報道」は、どちらも政治に関する報道ですが、焦点や内容が異なります。

1. 政局報道

   焦点 政治家同士の権力闘争や、選挙、内閣改造、人事異動といった権力構造の変化に関する報道が中心。

   特徴 政党間の駆け引き、支持率の変動、党内抗争、政党の結成や解散、政権交代など、政治家や政党の動向や対立に重点を置く。

    例 「次の総選挙での党の動向」「内閣改造の時期とその背景」「首相交代の可能性」など。

 

2. 政治報道

   焦点 政策そのもの、法案、予算、社会問題に対する政府の対応など、国民生活に影響を与える具体的な政策や立法に関する報道が中心。

   特徴  政府がどのような法律や政策を推進しているか、その内容が国民や社会にどのように影響を与えるかに重点を置く。

    例 「新しい経済政策の内容とその影響」「教育制度の改革」「税制改正に伴う影響」など。

 

まとめ

- 政局報道は、主に政治の権力構造や人間関係、政治家間の駆け引きに焦点を当てた報道です。

- 政治報道は、具体的な政策やその影響、法案の進展など、国民の生活に直接影響を与える内容に焦点を当てた報道です。


これを見ると、日本の政治に関する報道は、ほとんどが政局報道だということがわかる
政治は、何が起こるかわからない!とか一寸先は闇!というのは

政治ではなく政局(権力闘争)の話だ

でも、報道がそればかりで良いのかな?
と頭に疑問が浮かぶ

政局報道は戦国時代の各武将の生き残り、勝ち残りの策とか現状分析を伝えているかのよう
そこには勝ち残った後に、どんな世界観を実現するのかは大した問題ではないかのようだ
つまりは、マニフェストは大げさに掲げられていても、その良し悪しとか実現可能性などは

全くと言っていいほど、報道では深掘りはされない

今回の総裁選では、石破さんは日米地位協定の見直しにをあげていたが

沖縄以外の地域の人は、これが何を意味するかわかっているのだろうか
また、この見直しは現実的に可能なのだろうか
(アメリカは変更は不可としているとの報道もあった)

つまりは独立国としての日本は、不公平な地位協定のままで
本当に国家としてその存在を確保しているか?
を国民も考えることは、今になってもとても大事だと思うが
それを考える機会を提供するというのは
まるでメディアの仕事ではない
としているかのようだ

よくマスコミを「マスゴミ」と言い換える人がいる

そこまで極端ではないにしろ、第三の権力とされるマスコミは
多少難しくても、もう少し高い志をもって伝えて欲しいものだ

たとえ庶民が眼の前のことしか関心がなく、高い志を持っていなくても

一気に多くの人に伝える力を持つ人達は、意地でも伝えるべき報道はなにか
を問い続けてほしいものだ


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