悲しことがあった昨日
楽しいことは避けようと思った
妹がそれを望んだかどうかは分からないが
そうした方が良いと自分で決めた
サッカーアジアカップ、バーレーン戦の結果がわかったのは
つい目覚めてしまった時刻だった
3−1で勝利していた
それはとても秩序だった出来事のように思われた
しっかり者で優しい妹は、昨日午前に亡くなった
その10分ほど前は自分は病室にいて、妹は穏やかな顔をして眠っていた
でも家で一人で待っている老齢の母親が気になって(電話したときは鳴き声だった)
付き添いの義理の弟、甥っ子、そして眠っている妹に
「お母さんが心配だから出かけるね
お母さんは僕がしっかり見るから安心してね」
ときれいになった顔を触りながら告げた
その少し前のこと
妹の脚はベッドの中にいるにも関わらず、とても冷たかった
それで温かい手で温めることにした
少しづつ暖かくなった
妹は時折口が動いた
何か言おうとしているような気がした
妹の死が伝えられたのは家に向かって運転中のことだった
自分が部屋から出て10分ほどすると、急に呼吸が荒くなって
最後に何か叫ぼうとして息を引き取ったと甥は言う
甥は「心配性の母(妹)は全部わかっていて
おじさんがおばあちゃんのところへ行くのを待って
それまで頑張っていたと思う」と涙ながらに話した
そして、それは自分と全く同じ思いだった
優しい妹は最後まで優しかった
こうした個人的なブログでも形に残すということは
妹が確かにこの世界に存在した証となる
自分ができるのはこのくらいしかできない
だが、これからは妹が喜ぶか否かがいろんな判断の基準になる思う
今晩が通夜
明日がお葬式
すみちゃん!お兄ちゃん!とラインで頼ってくれたときは嬉しかったよ
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