何故か胸騒ぎがする
なにか落ち着かない
よくわからない気分にずっと襲われているようだ
そんな気分に押されてここ一・二年で求めざるを得なくなった本が
「太平洋戦争と新聞」前坂俊之
「戦争まで」「それでも日本人は戦争を選んだ」加藤陽子
「近代の超克」小林秀雄ら
「超国家主義の倫理と心理」丸山眞男
「全体主義の起源3」ハンナ・アーレント
「憲法改正の真実」 小林節
「日本会議の研究」菅野完
「靖国問題」高橋哲哉
「南京事件を捜査せよ」清水潔
現在が「戦争前夜」とならないために求めた類の本
戦前は新聞紙法という法律と検閲で、いちばん大事な真実が
国民に行き渡らなかった
新聞は商売の道具として皆が喜びそうな内容の記事を先導して書き上げた
こうしたことは過去の失敗例として現在に活かされるべきなのだが
これがどうかと言えば、どうも怪しい
現在新聞紙法に代わるのが「電波法」
これは時の政権の裁量によって左右される
そして客観的な事実として現在のマスコミは、自由に報道できているか
また世間にあふれるデマゴーグは、、、(ネット上は酷いものだ)
戦争前夜ではなく、「全体主義国家前夜」ともなりそうな不安が抜けきれない
ポピュリズム、愚民政治、大衆の反逆、自由からの逃走、、
大衆は理性的な存在でないことの現実
そんなに馬鹿げた選択はしないだろうと思いたいが、それでも
不安を拭い去ることが出来ない
声をあげられるうちに、声をあげないと、、、
心配症な小市民の独り言、、