パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

明日は終業式

2023年12月21日 09時31分25秒 | 子どもたちのこと

月木の近所の子らとの小学校校門までのウォーキング
気になるのは全員いるかどうかだが、のんびり屋さんは約2名いて
今年の班長さんは時間がくると彼らをおいて出かけていく

今年の9月からブラジルをルーツにもつ二年生の男の子が
この通学の仲間に入ることになった
彼は日本語が全くできず、いきなり小学校に放り込まれた形になるが
新城市には「プレ教育」というシステムがあって
日本語が使えない子供には授業の時間を割いて
専門の先生によって日本語勉強をすることになっている

専門の先生は新城小学校と千郷小学校に各一人づついて
我々の東郷西小学校にはいないが、どちらかの小学校から
火曜日、水曜日、木曜日にやってきて一日3時間分(?)教育していくそうだ

校長先生の話によると子どもの成長は目を見張るほどとのこと
でも、上手くやっているかどうかが心配だ
それで月木の登校時に彼の表情を観察する
元気か、機嫌が悪くないか、生き生きとしているか
学校へ行くのが苦痛でなさそうか、、
そこで挨拶だけでなくいろんなことを質問してみる
でも残念なことに質問に対する答えは、答えになっていない「うん」とか
少しわからない音の場合が殆どだ

最近はこの子とできるだけ話して歩くことにしている
本当は一年生のチンプンカンプンな答えが返ってくる女の子と
おしゃべりをしたいところだが、しばらくはこの男の子と話すことにしている
それは、彼に「自分のことを心配している人がいる、一人ぼっちじゃない」
ということを実感してもらいためだ

彼とは校門でハイタッチをして「頑張って!」と送り出す
それが日常になっているので、先日夕方にお母さんと一緒に歩いている彼を見つけると
挨拶がてら手を差し出すとハイタッチに応えてくれた
その時の表情は緊張感もなく、穏やかだ

また先の月曜日は一緒に学校に行くように彼の家のドアフォンを鳴らすと
お母さんが出てきて「ありがとうございます」の言葉をもらった
なんとなく、自分思いは通じているのだろうな、、と感じた

「明日は終業式なので今年の挨拶すいしん運動は今日が最後です」
校長先生が校門に並ぶおじさんたちに(おじいさんが多い)声をかけた
小学校の予定表はもらっているが、いざこうして聞いてみると
もうそうなのか!と驚く

ブラジルをルーツにもつLくんもやっと4ヶ月
歩くのが速くなった一年のKちゃんもこの間、誕生日を迎えたばかり
しりとりの大好きだったMちゃんは最近しりとりのお誘いがない
マイペースを崩さない男三人兄弟の末っ子くんは何があっても動じない
「忘れ物ない?」と聞くと「ない」と答える割にはいつも校門で忘れ物に気づくHくん
二年前は手を繋いで登校したAちゃんは、すっかり女の子らしくなって
いつもひとつ上の男の子を叱っている
聞かれたことにだけ応えるおとなしい女の子のRちゃん
班長さんは余分なことを一言も発しない

そんな彼らと今度会うのは来年
少し寂しいな!と思ったりする

校門で分かれる時に校長先生や仲間に定番の「良いお年を!」
と声をかけたが、まだなんとなく気分が乗らない感じ
(大掃除も済んでないし)



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世の中には高価なものがあるものだ

2023年12月20日 09時13分21秒 | ダイアリー

ライカといえば唯一無二のカメラとされている
品質もさることながら価格も半端じゃない
ただ噂だけを聞いている存在だったが、20年ほど前
叔父が中古のライカを集めているので一度見せてもらいに行った

手触りの重さ、機械としての質感、ファインダーを覗いたときの明るさ
シャッター音の心地よさ、、それらはなるほど所有欲をそそるものだった

結局、時間をおいてM6にズミクロンのレンズを付けたものを譲ってもらった
ただし、床の間に飾って置くものではなく道具なので、まずは写真を撮ってみた

絵心がないので写真は大したものが撮れないが、時々「あれっ!」
と思うような写真が見つかる
対象がくっきりしているというか、そこの空気みたいなものが
確かにこのカメラは写すことはできるんだな、、と実感した

でも使い勝手は良くない
フィルムを入れるのも、焦点を合わせるのも、絞りとシャッター速度を決めるのも
ちょいと面倒だ
だがら現在は所有欲を満たすアイテムになって、使われずに鎮座しているだけだ

男は女と比べておしゃれする場所がないので
腕時計は自分をアピールするアイテムになっている
とロレックスを所有している知人が口にしたが
(彼はロレックスをプレゼントされて所有していた)
そんなものかな!と思いつつもその価格の高さについていけず
自分には関係ないものだ!と思っていた
そしてそれが悔しいとか残念だとは少しも思わなかった

今朝、ライカが腕時計(ライカZM)を販売するとメールが来ていた
貧乏人が気になるのは価格
高いのだろうと想像したが、価格はホームページに載っていない
それでも調べてみると、なんと!というかやはり!というか100万円超えだった

デザインは質感の高いものでそれなりの存在感がある
でも高嶺の花としか思えない
欲しいとは思えなかったのは良いことだと思う

高い機械製品は自分の趣味に関する分野にもある
今年は故障したレコードプレーヤに変わって
分相応なレコードプレーヤーを購入したが
それを選ぶ時にいろいろ目にしたのはLINNのプレーヤーだった

LINNの製品のなかにMacとかiPhobeとかのアップル製品のデザインを
長らく中心として担ってきたジョナサン・アイブのデザインした
レコードプレーヤーが発売されるという記事があった

そこで気になるのはまたもや価格
調べてみると、、価格はおよそ900万円
つまりは全く縁のない存在でしかない

所有して所有することに意義があるような製品は確かに存在する
でも、あっさりとそれらには縁がないと思うのも1つの処世術だ

ということで、世の中には縁のない世界があるということ

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音楽に関することあれこれ

2023年12月19日 09時36分26秒 | 音楽

音楽について、根拠はないが自分ではそう思ったということをいくつか

Quoraというネット上の意見交換の場所に
「各国のクラシック音楽のオーケストラでは固有のサウンドというものは
なくなりつつあるのでしょうか?」という問が出された

そもそもオーケストラに固有の音があるのか?
に疑問を持つ人はあるかもしれないが、実感と記憶の中では
それらは確かにあると思う

一時期、朝の通勤時間帯にFMから流れるオーケストラ曲を途中から聴いて
このオーケストラはどの国に所属しているのか?
指揮者は若いか年配者か?
などを想像したことがあった

オーケストラの音はなんとなく固有の音があると感じていたから
自分を信じて出した結果は案外当たっていた

数年前にウィーンフィルとベルリン・フィルでブルックナーの8番を
短い期間のうちに名古屋で聴いたことがあったが
ブルックナーが実際に聴いていただろうウィーンフィルの輝かしい音
自然を彷彿とさせる音はウィーンフィル独自の音と思えた
ベルリン・フィルは腰の重い感じでウィーンフィルとは間違いなく違っていた
だがベルリン・フィルは音色よりも合奏力の凄さを感じたものだった

オーケストラの音で今でも覚えているのがパリ管の音
バレンボイム指揮で名古屋で行った演奏会だったが
曲が始まるその前には儀式のようにチューンングが行われる
この時の音が今まで聴いていた音と随分違うように思えたのだった
なにか色彩的で明るくて、、、とにかく何かが違うと感じた

オーケストラの音に限らずレコードの音質も
フルトヴェングラーの演奏のフランス盤の音質は
イギリス盤・ドイツ盤では少し音色が違う
フランス盤は少しやかましいと感じるようなキンキンした音が目立つ
フランス人の耳とドイツ人の耳は好みが違うんのだろうか?
と思ったりしたものだった


ここまではクラシック音楽の話題
ここからはビートルズの話題で
アビーロードのA面最期の曲「I want you」(She’s So Heavy)は
何故あんなに長いのか?についても思いついたこと

この曲はジョン・レノンの曲で一般受けする曲ではないが
演奏経験のある人やこの手の音楽が好きな人には欠かせない一曲だ
曲は「I want you」と「She’s So Heavy」の部分から成り立って
後者の部分はベースが盛り上げて、それが何度も繰り返して
徐々に熱気をはらんだものになっていく
曲の後ろ半分は同じことの繰り返しでいつ終わるのか?
とさえ思う(この繰り返しは自分は結構好きだが)

いつ終わるかと思っていると曲は突然切れる
一番最初聴いたときはレコードがおかしいのか?と思ったものだった
この突然の終わりの効果はビートルズらしい才気走ったものだ

音楽の必然性はあるとしても「She’s So Heavy」と
同じことを延々と繰り返しているのは
不意に「ヘイ・ジュード」の影響ではないかと思いついた

「ヘイ・ジュード」も曲の半分以上は「NA NA NA NANANANA-」の繰り返しだ
二人の才人ジョン・レノンはポール・マッカートニーの影響を受け
ポール・マッカートニーはジョン・レノンの影響を受けていたから
そのアイデア拝借、、といった形でジョンは自分らしい仕方で繰り返しの音楽を
収録したように思える

これは根拠はない
ただそう思っただけ
そう思っただけにはもう一つあって
ポールの「バンド・オン・ザ・ラン」はジョンの「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」の
3部構成を真似ているように思える
両曲とも始まりの音楽と真ん中の音楽とはテイストが違う
そして3番めが中心となる音楽で盛り上がる

意図的かどうかは分からないが、こうして互いに影響を与え受けていたのだと思う

それにしても、頭に浮かぶことはお気楽な話
意図的に難しい話題は避けているのか
それともこちらの話は必然なのか
一体どうなんだろう


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今年読んだ本

2023年12月18日 13時24分10秒 | 

今年もあと2週間ほど
趣味と言えるほどの読書量ではないが、毎年恒例の読んだ本を並べてみた

一応「優」の文字が入っているのが印象に残った本で
年始めの「植物は知性を持っている」は不思議にあふれていて
その後「植物は未来を知っている」「マザーツリー」「植物はそこまで知っている」
「植物ななぜ薬と作るのか」などの植物関連本を読むきっかけとなった

ビートルズ絡みの「ビートルズ創造の多面体」「ポール・マッカートニー作曲術」
これは彼らのアルバムを思い浮かべながら読んで、これは読むに苦労はしなかった
(だが急ぎすぎたかもしれない)

小説類では高樹のぶ子の「業平」「百夜」は主人公が来年の大河ドラマの同時代
の人物だけに背景を知る予習のつもりで読んだ
これはフィクションの面白さを覚えるものだった
(和歌もなかなか良いもんだ!とも)

真面目な本も読んだが、年齢を重ねるにつれ根気と集中力が欠けてきて
今年は手間のかからない「NHK100分de名著」から「精神現象学」「存在と時間」
「ショック・ドクトリン」などを雑な読み方をした
(存在と時間は以前読んだ時、わからない中でもどこか興奮したことは覚えている)

こんな時期だから真面目に読もうとしたのが「ユダヤ人」(上)(下)で
これは内容がつまりすぎて途中から頭が混乱してしまったので
人に説明できるほどは理解できていない
だが、彼らの歴史はなんとなく心に刻まれたと実感する

読んだ本は多ジャンルに渡っているが
人に一つ一つ内容を伝えられるほど記憶には残っていないのは
残念だし悲しいところだ(仕方ないか)

今年はじっくり読まなかった本が多すぎたのは個人的に反省するところ
焦ることはないのだが、何故か先を急いでしまった
この傾向があるので現在の読みかけは辻邦生の「西行花伝」
エリアーデ「世界宗教史」(1)(2)(3)がある

今年、図書館から借りて読み終えた本が10冊で
本に費やした金額は39,423円
実際は雑誌等もあるのでもう少し使ったが、月に3000円程度は
贅沢とはならないだろう(しっかり読まないともったいないが)

ということで、来年は焦らずにもう少し味わうように本を読まねば!
と今は思っているが、さて!

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詐欺メールに注意!

2023年12月16日 08時39分27秒 | 徒然なるままに

年末になると強盗とか空き巣とかの犯罪が多くなる
年末に限らずやってくるのが詐欺メールとかサポート詐欺

今朝、迷惑メールフォルダに入っていたのがETC利用者に向けた以下のメール
(スクリーンショットしておいた)

 

そもそもETC利用照会などのサービスなどには登録していない(あったとしても)から
こんなメールが来るはずがない
ということで、少しでも役に立てばと思い、注意喚起を促した次第

それにしても、いつになってもこの手の悪事は減らない
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」
つい石川五右衛門の辞世のこの句をを思い出してしまう

注意しましょう



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速報値は何故伝えられたか

2023年12月15日 10時47分44秒 | 養鶏所騒動

地元新城の話(養鶏場騒動のカテゴリーで扱っている内容、関心のある方はそちらもどうぞ)

いろいろ例外の多い高価格での養鶏場買い取り問題
一般には注目されていないが、例外的な1つに不動産鑑定企業からの
速報値の報告がある

普通不動産鑑定を依頼する場合、行政と委託業者は委託内容の明細に
ついての書類を交わす
その中には、成果物の納品日時とか支払いの期日とか
二次下請は不可とか、そうしたことも書かれている

この書類の納品日時を記入する欄には普通は納品日の日付だけが書かれているが
養鶏場に関する書類には納品期日の他に「その他」と書かれた四角のチェエック項目に
レ点が打たれている
比較のために取り寄せた他の不動産鑑定の書類をみると、養鶏場以外の不動産鑑定依頼書には
ここにチェックの印はなされておらず、単に納品日時だけが書かれている
しかし、養鶏場の場合だけには「その他」という項目にチェックが入っている
どうやら「その他」というのが速報値のことと想像される

この速報値というのが発注してから数日後の5月9日に出ている
(発注は4月26日で、この年は4月27日から5月6日まで
 10連休があったにも関わらず))
ところで養鶏場以外の不動産鑑定についての案件について調べてみると
不動産鑑定に要した時間は30日程度であることがわかった
そして養鶏場では出てきた参考見積もりではなく
本当の見積もりもちゃんと出ていることも明らかになった

不動産鑑定にかかった時間が極めて短いということ
普通は出されない速報値が出ていること
そしてそんなに短い間に出された速報値と
最終的に納品された成果物の土地評価額はほとんど同じだったということ
(短い時間に不動産鑑定はできないはず)
こうした奇妙なことが行われている

わからないのは速報値を知る必要性がどこにあるのだろうか?
という点だ
短い時間で当てにならない速報値を知ってだれが得するとか便利なのだろう?

この速報値は何らかの意味を持っていると想像される
結果的に最終結果と大差ないことから、このあたりの数字で良いと
判断するために使われたのではないか、、というのが想像される
そしてこの速報値は養鶏場からの買い取り希望価格とも大差ない数字だ

ところで買い取り価格が高くなったのは糞尿の処分費用を面倒見るためと想像されるが
それは買取価格の半分を契約時(6月)に支払っていることからも想像できる
(行政が言い出した土地買上げでもこんなに早く支払う例はないのでは)

ということで、疑われる行為を明らかに行っていると思われるが
ちょいと行政の人が可哀想なのは、この案件のトラブルを起こした人(市長・職員)は
既に退職したり、選挙に出なかったりして市役所にはいない
お役人は人事異動があってその部署に移動した人は、
好むと好まざると関係なく以前と継続的な考えをたもたなければならない

公務員は仕事上の上司の命令を聞かなければならない
というのが法律にあるようだが、それでも違和感を持った職員は
内部告発でもしてくれないかなと思うこの頃


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「悪質、組織的、継続的」これはダメでしょう

2023年12月14日 17時40分47秒 | あれこれ考えること

悪質、組織的、継続的
これは旧統一教会の宗教法人解散命令を可能にするための実証すべき要件

だが最近のニュースで悪質、組織的、継続的に行われている案件がある
毎日のようにトップニュース扱いされるパーティ券のキックバック事件がそれで
自民党の派閥の議員が個人に与えられたノルマを超えた分については
自分の手元に戻ってきて、それが収書報告書に未記載というものだ

裏金として使われたのではないか?
と疑われるのは仕方ないことだが、かと言って議員さんを追求するのは
思いのほか法的に難しいとの声がある

腹の立つことだが、法で追求できなくてもこうした不正した人を罰する方法はある
それは選挙民が怒りを形として表すこと
つまり、こういう行いをした人に投票しないという手段だ

実際のところこれらに名前の載った人々の選挙区の人々は
日本国中から注目されるに違いない
こうした不法行為をしても依然として投票するか
それともお仕置きとして投票しないかは大きな違いだ
少なくとも、自民党に反省を促すためには自民党のためにも
お仕置きをしたほうがいい

ところで、パーティ券販売の利益率は約90%だそうだ
映画「香川一区」ではパーティ券購入依頼の用紙には
購入者の名前が書く欄があったが、その用紙には出席者は
全員来ないで欲しいようなニュアンスの言葉が書かれていた
だからこそ利益率90%が可能になっている

難しいことは分からなくても、ダメなことはダメとシンプルな判断をすることが
今の日本は必要だと思えて仕方ない

ちょっと腹が立ってるので、ぼやいてみた



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背番号の話(なぜか縁起の良い数字があるような、、)

2023年12月13日 09時07分34秒 | サッカー

今日はお気楽な話

大谷がドジャースに移籍することになったが
背番号は素晴らしい結果と思い出を残した「17」が
そのまま使われることになった

プロの世界では験担ぎで背番号に拘る人がどのくらいいるのだろうか

話をサッカーの世界に変えると、背番号で有名な番号は10番だ
10番が特別な番号になったのはワールドカップで3回優勝した
ペレが使っていた番号だったからだ
この番号は日本でも司令塔といった呼び方で中心人物のプレーヤーとして扱われるが
残念ながら日本代表としての10番はあまり良い印象はない
典型的な10番の選手だった中村俊輔はワールドカップに縁のない選手で
肝心な時に輝けなかった

実はサッカー界には個人的には10番以外に良い番号があって
14番は今も昔もとても良い数字の印象がある

現在スペインで破格の活躍を続けるレアル・ソシエダの久保が14番だし
日本代表の中で大活躍を続ける伊東純也も代表時の背番号は14番だ
20年ほど前なら小野伸二がフェイエノールトでヨーロッパリーグで優勝したとき
つけていのは14番だった

この「14」という番号はオランダでは有名な番号で空飛ぶオランダ人といわれた
ヨハン・クライフが使用していた数字だ
だから、その番号をつけることができた時点で相当の期待を背負っていることになるし
少しサッカーを知っている人の中では縁起のいい数字として扱われるのではないだろうか

ということで、14という数字が日本の中でも徐々に重要視されるような気がするが
さて、、

 

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都合の良い数字が世間ではまかり通っている?

2023年12月12日 09時55分15秒 | あれこれ考えること

東京オリンピックもそうだったが大阪万博も予定された金額を
大幅に上回る事業費となっている
それは、例えばウクライナ戦争とか円安のせいで
どうにも対応できない仕方ないことだったのか?
と考えてみると、実は最初からこの程度の金額はかかることは
分かっていたのではないか?と思うことがある

目安となる数字は、都合の良い数字にして提出されるのが常なのではないだろうか
補助金を受ける事業の申請書は、画期的な事業であること、市場規模の大きなこと
採算は初年度には難しい数字でも、数年後には十分元が取れる可能性のあること
更に雇用促進に効果のあることなどが書かれていなければ審査がパスしない

だから、どうしても書類にはパスするような数字を出してしまう
オリンピックならコンパクトな経費のかからない事業ということを
説明できる数字をIOCにも提示して開催に関するエントリーを行う
多分、万博も似たようなものだろう

我が市の大きな事業である給食の共同調理場建設に関しては
各校で古くなった調理場を個々に改築・営繕していくよりは
一箇所で作って各校に運ぶ方が安上がりだと行政から説明された

ところが、これはいつの間にか怪しいものとなった
各校が給食を受け入れる場所の改築費用が最近明らかにされたが
これが思いの外かかるのだ
この受け入れ施設の改装にこれだけの費用が必要とする話は
聞いてないぞ!といえるものだった


各校の改修より一箇所の方が安上がり
それは共同調理所で仕方ないとする理由の1つだったが
(その他も理由があり、それは納得できるところもあった)
実態は、共同調理場で運営していくにしても
各校は受け入れ施設の改修はしなければならず、
最初の経費比較の時にはこの数字は入れられていないか
あるいは低い数字のものにされていたと思えてならない

違う話でも似たようなことがある
新東名高速道路を利用した新城・長久手の高速バス事業は
当初国からの補助金を事業の半分もらえる実証実験という形で行われ
そこには申請書類に必要な市場性とか目標数字(KPI)が書かれていた

だがそれらの数字が書かれているが
それがリアリティのある数字かどうかは別問題だ
実際のところ初めてこの数字を知ったときから、
それは絶対達成不可能な数字だと思われ、数年間の結果もそうだった

申請書類には、現実的なシビアな数字ではなく
可能性と希望を含めた大きめのパスする数字を書く
現実はこんなものだと思う
これはオリンピックや万博の現実と同じだ

だが面倒なのは、一旦お上が認めたものは
それが曖昧な数字だったとわかったとしても
事業の訂正はできないと思えてならない
(認可した方のメンツもあって)

利用率とか採算性などをあげて道路や街なかの地下駐車場を作るときも
これら数字は現実を反映していないことが多いらしい
作ってみれば「それ見たことか!」の数字しか達成されないことが多い
(近隣都市の駅西駐車場もそんなところだが)

つまりエントリーする場合は、数字は案外いい加減な数字が独り歩きすることが多いようだ
ここからはうろ覚えの話だが、アメリカではこうした新規事業の補助金申請(?)は
地方自治体ではなくてコンサルタント業者が行うとある本にあった
地方自治体は自分に都合のいい数字をあげてくるので、それは信用できない
だから客観的な立場のシビアな数字を掲げられるコンサルタント会社経由にした方がマシ
というわけだ
そして事業が行われた時に、コンサルタント会社のあげた数字が実態とかけ離れていたならば
このコンサルタント会社は今後公的に採用されないことなり
必然的にコンサルト会社は実態を反映する数字を挙げざるをえないということらしい

それにしても数字というのは勝手に独り歩きする性質のものだと思う
その数字を正当性と言うよりは、いったん表に出た数字は
根拠もなく正当化され、一旦正当化されると、何が何でもそれは
いつまでも信頼にたるものとされる

ということで、本当は何事も最初のチェックが肝心ということだが
そのチェックをするのは、、誰なんだろう


いつものまとまらない話


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もう一つの思い出の曲「グリーンスリーヴスによる幻想曲」

2023年12月11日 17時40分11秒 | ダイアリー

ボケ防止に継続的に続けているこのブログ
ネタ切れが一番の問題点
最近はもう一つ問題点が出てきた
それは、細かい精緻な思考ができなくなってきたこと
(以前もそう大したことはないが)

何かを説明するためには、問題の前段階から話を続け
正確な情報と偏らない思考が必要だが、年齢のせいか
それらが面倒になってきてしまった

いちいち正確に書くことが面倒で
できることなら、ぱっと分かってもらえる表現ができないものか?
と思うようになってくる
読み手の想像力に頼って、それで補ってもらえるような表現の仕方
それが好ましいと思えるようになってしまった

ところで、無理やりの本日のネタは昨日の高校時代のあこがれだった人
ナスターシャに関すること
組曲「水のいのち」の第3曲「川」が彼女の思い出す音楽だが
彼女を思い浮かべる曲はもう一つあって
それはボーン・ウィリアムズの「グリーンスリーブスによる幻想曲」だ

何故この曲なのかは分からないが、彼女を思い浮かべる曲はこの一曲だ
もしかしたら、この曲が世の中で一番好きな曲かもしれない
ベートーヴェンの32番のピアノソナタより
バッハのシャコンヌより、またビートルズの作品群より好きと思えるときが多い

グリーンスリーブスはイギリスの民謡だが
自分の遺伝子の中にこの曲を懐かしく思うような部分があるのではないか
と思ったりする

年令を重ねて、いろんな人にいろんな曲を結びつけているが
その最初がナスターシャと「グリーンスリーブスによる幻想曲」だ

今もこの曲が大好きなのは、この曲にやるせない思いを被せていた
あの時期を懐かしみたい気持ちになっているからかもしれない

グリーンスリーヴスによる幻想曲 - R.V.ウィリアムズ【名曲・クラシック音楽】

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