季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夏の帽子Ⅱ

2009-05-07 16:11:32 | 手仕事 Handicraft
朝、9時頃やまんばさんからのお楽しみ便が届いた。
ブログの帽子の記事を見て、帽子の生地を送ってくださったのだ。
その上に大好物の手作りベーコンまで!!
早速お礼の電話をする。久しぶりに声が聞けた。

そしておもむろに帽子を作り始めた。
頂いたばかりの布と前に貰ったインド綿を組み合わせよう。
この表布はたぶん麻、薄茶にかすかにインディゴがかかっているような素敵な布だ。

今回はつばの部分を改良する。
本のものより幅を広く、KAPITALのより少し柔らかいカーブで。
何度も鉛筆で線を吟味して型紙を作る。

そして間にフィットネスと昼ごはんを挟んで、3時半には出来た。
前作で出来上がりのこのパッキリとした感じは一度洗うと柔らかくなる事がわかった。
とてもいい感じになる。

       
      
もちろんリバーシブルです。こちらはインド綿なんだけど、植物柄だからか形がそうなのか、何だか欧米の匂いがする。
大草原の小さな家のローラがいかにも被っていそうだ。

       

私が開発したつばは本のともKAPITALのとも違った。
かわいらしい感じ。柔らかい感じ。

つばのデザインが何ミリか違っただけでも被り心地や印象がずいぶんと変わるもんだ。
今回はちょっと手縫いに挑戦。
つばの押さえ縫いを手でした。かなり時間がかかったけど、それで雰囲気が柔らかくなったのかも。
途中でどうも我慢が出来なくて、早くできるミシンに切り替えてしまった。
ミシンってすごい発明だ。そしてミシンがあって使えるってすごいことだ。

ハンドワーククラブで出来るかどうか、考えながら作っているけど
立体だし分厚い所がたくさんあるので、どうかな?
手軽に縫うためには画期的な変革が必要だ。

もっと、人の頭に合わせて、ちゃちゃっと留めて
丁寧に縫ったらできる!ってのがいいと思う。

数々の前例と資料を検討し、そこから試作と考察を重ね
独自のスタイルを構築する。
夏の帽子はまだまだです。
Comments (2)
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