季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

手作り力、実感

2012-02-12 20:53:47 | 暮らし Daily life
せっかくのお休みだから行きたいところに行きましょう!と言うと夫は「なにわの海の時空館」へ行こうと。あー、歴史の匂いがするー。仕方ない。
お互いに一緒に行動するんだったら譲り合わないとね。

着いたら不思議な建物。前から気になってたんだ、なんだろう?って。
まーるいドームが海の上に浮かんでいます。海の下のトンネルを通って行くんだけど、この前の倉敷の事故の事を思い出すとちょっとスリルを感じる。絶対大丈夫だけど。

菱垣廻船の実物復元されたものが真ん中にドーンっと。すごい壮大です。そして美しい!
全部木で出来ている船、木の組み方やいろいろな釘の打ち方などとても興味深かった。帆も実際に見てその布の風合いや繋ぎ方や刺し子をしているところなどワクワクした。
私にも興味がある所がいっぱいありました。
いろいろな展示や映像などがあって、船の事大阪の昔の姿などいろいろ学んだ。
そうなんだ、前々から気になってた。江戸時代の大阪の事。お江戸の事は良く時代劇なんかでわかるけど、大阪ってどうだったの?って思ってました。天下の台所って実際どうだったの?って。それが具体的にいろいろな背景も含めてわかって良かった。
ハイテクな展示もたくさんある中で私達が一番「これ見て得した」と思ったのは、蛇腹の布に書いてある昔の船での生活の数々でした。感動を呼ぶのに電気やテクニックはそんなに必要ないかもしれない。

大阪市立と言うことですけど、とっても元が取れてる博物館とは思えないので行く末を案じてしまう。バブルの頃に建てられたかも、ってほどの贅沢感一杯でした。

その後歩いてATC に行ってお昼。窓から見てたら次々と現れるコスプレの人々、見慣れたジャンプキャラクターもいれば、見ても誰はわからないキャラクターも。もう多分だけど100人くらいはいたと思います。
帰って娘に言ったら、「ATCはコスプレの殿堂だからねえ。歩いてたら普通に銀さんに3人くらい会う。」って。いつものことらしい。知らなかった。

あの人たちは至極真面目なんだと思う。だってあれ、かつらとか服とかいろいろ、売ってないから自分で作る。元から。専門の本を娘が図書館で借りてきて見せてくれたことがあって、感心した。よくぞここまで!って私でも思うほど。型紙を起こして生地を選んで、自分に合うように出来るだけ大好きなキャラクターに近づくように。
そしてどんなに寒くてもキャラクターが半そでだったら半そでで外で撮影する。その根性!
手作り精神が満々と活き活きとしているコスプレイヤー達に元気を貰いました。

娘が頑張ってお菓子を作っています。「あー!」とか「わわわ!」とか言いながら。
うまくできますように…、なむなむ。
Comments (2)
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