甘い石畳

チョコレートを冷ます間に、娘と生活用品を買いに。
もうすぐ彼女の引越しを始めるので。

どんなレベルのものにするのか迷う。あんまり粗末なのも使い難そうだし、かといって上等なのも勿体ないし。一緒にいろいろ見て考える。調理器具も少しずつ揃える。今は必要最低限にして、だんだん好きなものを買い足して行ったら良いなあと話す。自分の好きと思うものだけで暮らして欲しい。

帰ってきてチョコレートが冷えてたので包丁で切ってココアをまぶす。
パヴェ・ド・ショコラの出来上がり。

　　　　　　　

この頃毎年これだけど、夫もこれが出来るのを楽しみにしているらしく、作ると聞いただけでも笑顔。
元々甘いものが好きじゃないだけに、これをそんなに楽しみにしてるんだとわかって嬉しい。
出来たのを見てぱくっと食べた。
息子はこれが大好きなので、端の形の悪いのが出る先から食べて行く。
フライング、だけどまあいいか。

他にもいくつか作りたいと思っています。自分でも楽しみ。

なんだか今週末、また爆弾低気圧が来るらしい。関東は雪？まだ融けてない所もあるだろうに。
気を付けて過ごそう。

ほぐす 刻む 融かす 混ぜる

朝の一仕事終えたら羊の時間。
この前染めた原毛をほぐします。テレビを付けて冬季オリンピックを観ながら。
米袋の中に入ってるのがほぐす前。手前のがほぐした後。
ほぐした後は空気と光が均等にふんわりと入っています。見てるだけで気持ち良い。

　　　　　　　

和み時間の後はチョコレート作り。
昨日、製菓材料専門店に行ったらいつものチョコレートは売りきれてた。前もって買っておいて良かった。
包丁で丁寧に刻む。

　　　　　　　

バターなど材料と一緒に融かしあわせる。

　　　　　　　

混ぜながらいつも「ショコラ」と言う映画を思い出す。あのチョコレートを作るときの混ぜる場面が気持ち良いほど。
自分でも削って融かして混ぜる、その作業が魔法の薬を作っているみたいでワクワクする。

あと、今、何回目かのハリーポッター3巻「ハリーポッターとアズカバンの囚人」（いつも英語の本を何か読むようにしてて、今はそれ）を読んでいて、その中でディメンターにハリーが近づいてダメージを受けた後にルーピン先生がハリーに渡すのは大きな板チョコを割ったもので、それを食べると気持ちが回復して行く様子が読んでて自分までパワーが充填されるよう。この本はチョコレートを用意して読まないと。
ディメンター（吸魂鬼）はJ.K.ローリング氏によると「欝」だそうだから、美味しいチョコを食べて元気になったら良いなあと（患者さんに上げる分も入れてるので）思いながら作る。

意識を集中させて丁寧に仕事をしてひとまず冷ます。

　　　　　　　

さあ、私の中ではもう春の蠕動が始まっています。地中で行動する～。