季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

飲むステーキ

2014-02-14 22:10:05 | 食べ物 Eat
バレンタインのご馳走は、グラーシュです。
オーストリアの料理。
牛肉と玉ねぎをニンニク、パプリカとハーブで煮込んでいます。

作るのは難しくなくて、材料さえあれば簡単です。ただ、材料を入れてその後4時間煮込みます。そしていったん火を消して時間を置いて(できたら一晩←教えて貰った時は「絶対!」って言われました。)再度加熱することで美味しくなると言う時間のかかる料理。
本当は昨日の夜に仕込もうと思ってたんだけどできなかったので、今日の朝から煮込みました。昼過ぎにいったん火を消してそして夕食にまた少し時間をかけて温める。

       

ブイヨンも何も入れないのに、素材だけでかなりの濃厚な味になります。我が家では「飲むステーキ」と呼ばれていて、お肉はふわふわのトロトロでスイスイと入って行きます。温かくそれにハーブの効果もあって、体がホカホカと力がみなぎってくるような食べ物。
クリームとハチミツの入ったパヴェ・ド・ショコラとこのグラーシュが今年のバレンタインの贈り物。
両方とても美味しそうに食べていたので良かった。

昨日、イギリス人の知り合いからバレンタインの起源の話しを聞いた。いままでもおぼろげながら聞いたことはあったけど、ちゃんと聞いたのは初めて。
まとめたページがありました。

イギリスで元々始まったそうですが、今でもバレンタインデーには男性が女性にカードや花を送ってデートに誘ってもてなす日だそうです。オーストリアの友達も同じだと言っていました。もちろんお互いにカードを交換する祝い方もあるそうです。

日本では、入ってきたときに翻訳の間違いで女性が男性に告白する日になったと言う説があるそう。
新聞広告のバレンタインフェアの写真を観るたびに「これ、あげるの勿体ないやんなあ。」といつも思っています。
私が欲しいわ…。日本にもヨーロッパ風に祝う習慣を!大体ホワイトデーまで1ヶ月待つってどう?ってイギリス人もカナダ人も言います。そうだよね。一か月待つってどんだけ辛抱強い?
「もしもそのまま導入されてたら、こんなに盛大な行事にならなかったんじゃない?だって女子の方が甘いものや買い物が好きだから!」とは妹の談。そうだろうなあ。日本で女子だからこんなふうな盛り上がりなんだろう。

まあでも仕方ない。惚れた弱み。毎年チョコあげるしかない。
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