季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夜桜

2016-04-03 20:34:10 | 季節 Season
早めに晩御飯を食べて、夜桜を観に。
徳利に美味しいお酒を入れて、お猪口とお盆を持って。

ひっそりと白く夜の空気に浮かぶ桜を見上げる。
柔らかい風、ぼんぼりの花が揺れる。



ゆっくりとお酒を味わう。いつもより美味しいなぁと。
お猪口半分くらいの量だけど、ほんのりお腹があったかい。少し歩いて見物。



良い気分。また咲いてるうちに来れたら良いな。
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独楽の芯

2016-04-02 21:40:02 | 暮らし Daily life
4月に入って。
周りでは、引っ越したり、仕事が変わったり、異動だったり、進学したり、転校したり、結婚したり、就活だったり
いろいろな大きな生活の変化を経験している人がたくさんいる。包囲されていると言っても過言ではない。特に家族内での変動が大きい。
そんな中、何も変わらずど~んとし~んとしている私。

スリランカ人の友達も明日には国に帰る。
私の周りがすーっと空いて来ています。
何のためのこの空間かな?まだわからない。
とにかく周りがどんどん周っている今、私は独楽の芯のように動かず真っ直ぐ立っている。
不思議。


そんな今、一年で一番日本が美しいと思う時期だからなるべく歩くようにしています。
良いなあ、桜。

そうすると早く眠くなるので早く寝る。そして早く起きてしまいます。まだ暗いうちから。
じっと起きるのももったいなくて寝てるまま、じーっと考えたり。

今朝は「あ~、美味しいパン食べたいなあ」なんて考えてた。
去年行ってたオーストリアの事をまた思い出して。

オーストリアではたぶんどこでも街に伝統的なパン屋さんがあって、そこにはパンだけじゃなくてケーキや焼き菓子も売ってる。
オーブンを使うものはなんでも焼くのがパン屋さん。
そう言うところは朝はものすごく早くから開いています。あの人たちは仕事も8時ごろから始まるから、朝が早い。その人たちが朝買いに行って食べられるくらいパン屋さんも早くから開いてる。たぶん6時くらいから。
朝の散歩の時にその焼きたてのパンを買って来て、それを朝食に食べるのが贅沢。
外側がパリッとしてて中がふんわりな薫り高いカイザーゼンメルとか岩塩の乗ってるロールパンとか、いろんな穀物が混ざってるものとか。
それにきれいな銀細工がしてあるガラス容器に入っているバターを銀のナイフで塗って、手作りのジャムも塗って食べる。
ハムのスライスとメロンなんかも(すっごく美味しいけど高くない)
温かいハーブティーとかミルクティーもね。
あ~いいなあなんて布団の中で考えてる。

まだ朝の散歩をするくらい朝が元気ではないけど(若い時は全然起きられなかった、低血圧で)それでも起きれるようになったら、
是非歩いて焼きたてのパンを買って朝ごはんに食べたいなと。
そんなパン屋さんが日本にもあったら良いのにな。
朝の散歩をするひとはものすごく多いから、きっと儲かるだろうなと思う。
あれは何より美味しくて幸せになる朝ごはん。

今日、散歩の時に「これだ!」と思ったパン屋さんが、聞いてみたら朝の7時半から開いてるらしい。ちょっとまだ遅いと思うけど、今度早起きしたら行って見ようと思う。
夢のようだな。朝に焼きたてのパン。

まあ自分でも作れるから、今は酵母を育てています。温かくなってきたらパンが発酵しやすいから焼こうかと思って。
あのパンも美味しい。しばらく食べてないから楽しみ。
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マジでわけわからんものこさえる

2016-04-01 21:53:28 | 工房working place
工房にて。

昨日の続き。コーギーの土台を作る。お散歩してるところを想定して、春の野を演出。
ご本人に届いてからみなさんにお見せしますね。

今日は甥っ子たちが妹と来た。春休み。
まずは弟のリクエストのバッジを作る。
弟は鬼だそうだ。目は三角に、歯はとがらせて。「とにかく怖そうやったら何でも良い!」なんだけど、出来たのはかなり素敵可愛いもの。

甥っ子兄の考えたのが阿弥陀如来。なんと!
それはNHKの「びじゅチューン」と言う番組に出てくる「ベーカリー空也」と言う歌に出てくる。
仏像の空也像をご存知の方はおわかり。口から出てるその阿弥陀如来さまです。
それを作ってバッジに縫い付けて、後光まで刺繍した。
私と妹のもっている力量のすべてを駆使して作る、わけのわからないものたち。

       

そして本題へ。兄の考えた怪獣を具現化する計画。
一番作りたいのがこれだと言う。船を乗せた怪獣。白いカエルみたいだけどクジラなんだって。
普通の船だと見せかけて、他の船を襲うらしい。怖い怪物ですよ。しかも真っ白。

       

彼の考える怪物はいくら怖いものでもいつも愛嬌と可愛さがある。
こうやって真剣に甥っ子たちとものを作るのもこの工房での大事な企画。
学校の長期休みの間だけのタイトルマッチ。遊びだけどきわめて真剣にやっています。
春休みがまだあるなあ、次は何を作るか楽しみ。
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