夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『Dr.コトー診療所』

2022年12月20日 21時30分55秒 | Weblog

Dr.コトー診療所の画像 

 フジテレビの連続ドラマとして、2003年と2006年に放送された「Dr.コトー診療所」が16年

ぶりに映画として戻ってきた。Dr.コトーを演じるを演じるのは吉岡秀隆、診療所を支える看

護師であり、コトーの妻となった彩佳を柴咲コウが演じる。さらに、子役で大事なところで出

演していた富岡涼は役者を引退していたが、本作のためだけに復帰している。

 

 東京から離島の診療所に赴任してきた医師・五島建助(吉岡秀隆)は“Dr.コトー”として島に

は欠かせない存在となっていた。数年前に看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し彩佳は妊娠7ヶ

月となっている。そこに、新米医師の織田判斗(高橋海人)と島出身の看護師・西野那美(生田絵

梨花)がやってくる。しかし、志木那島でも過疎高齢化が進み、本土と近隣諸島との医療統合の話

が出ていた。

 そんなとき、島に台風が近づいていた。そして、コトー自身に降りかかる問題。

だが、とうとう台風がやってきて、被害が広がる。診療所に次々と運びこまれる患者。コト

は、すでに“家族”となっている島民をすべて助けるために、諦めずに奮闘。織田もコトーのそ

姿をみて、人の命と向き合うこととなる。

 

 と、細かい描写は省かざるを得ない。この物語には、剛利(時任三郎)、剛洋(富岡涼)親子や

漁港の人たち、役所の和田さん(筧利夫)、彩佳の両親(小林薫、朝加真由美)の存在は欠かせな

い。その人たちの変化と変化のなさにも注目を。また、蒼井優や神木隆之介、堺雅人というドラマ

シリーズに出演していたメンバーもいるので、どこで登場するかお楽しみに

見方によってはラストシーンが気になるが、ドラマシリーズからの集大成となっているので、ドラマ

ファンとしては観ておきたい1本。

剛洋のセリフの間合いが懐かしい。この人がいなければ“Dr.コトー”はあり得ないとも言える。