久しぶりに取れたチケット。そして久しぶりの落語。
プラチナチケットとなっている中、前から4列目に座ることができた。落語
は聴くものではあるが、表情を見るものでもあるので、言うことなしの座席と
なった。今年で18回目の開催となる。
桂 文珍、桂 南光、笑福亭 鶴瓶というまさに夢のような競演である。
まずは、三人の口上から。一年に一度三人が会う機会ということで、わいわい
とした楽屋になるということ。それぞれが、風邪を引くことなく健康で来れた
ということ。誰とは言わないけど、銀座の飲み屋でひどいことをしているのに
問題にならないのは、その人の人徳??などが語られた。
順番は毎年の持ち回り。今年は、桂 文珍が大トリをつとめた。
ー演目ー
<開口一番>桂 文五郎
〇桂 南光… 「ちりとてちん」
朝ドラでご存じの人もいるだろう。安定感がある南光さんです。また独演会に
行きたいです。
〇笑福亭 鶴瓶…「死神」
古典そのままのものではなく、鶴瓶氏が独自に改正したもの。過去に聴いたこ
とがあり、もう一度ご縁があれば聴きたいと思っていたので、枕部分でこのエ
ピソードが始まったときから楽しみだった。文珍さんは「鶴瓶さんしかできな
い。ロマンティックな“死神”」とのこと。
~中入り~
〇桂 文珍…創作落語「携帯供養」
永代供養ならぬ“携帯供養“。今日的な問題を持つ家族の話。途中で先走って笑っ
てしまい、観客を置いてけぼりにするのも、文珍さんらしい。
吉本興業、米朝事務所、松竹芸能の三人。貴重な時間だった。
26日、シアタードラマシティにて。来年は東京でも開催される。