→そして仁徳天皇陵古墳
「尾張徳川家の至宝」展で尾張徳川家に鉄砲を納めていた鍛冶師がいたとい
うことで、その繋がりで今回は堺市博物館まで足を運んでみた。入館料は200
円。割引きが効くと160円になるというさすが、公的な会館だ。
周りは大仙公園と百舌鳥古墳群ということで、まずは古墳の歴史からスター
トとなる。ボランティアの方が説明に付いてくれるので、ずっと付いてもらっ
てもいいし、自分のペースで観たいときはそれとなく伝えると良いと思う。
江戸初期より堺の鉄砲鍛冶の代表者だった「五鍛冶」の一つを構成した芝辻
利右衛門家。とりわけ、近世初期の鉄砲生産については、徳川家康・秀忠・家
光の三人の将軍を始めとする幕府の御用をつとめ、砲術師の稲富家からも技術
的な指示を受けていたことが、この時期の古文書から具体的に知れる。
この企画展は令和6年3月16日から6月9日までだが、令和6年3月3日か
らは鉄砲鍛冶屋敷がオープンしている。井上関右衛門家の、江戸時代の鉄砲鍛
冶の作業場兼住居が観ることができる。今回の企画展では、徳川の家紋がくっ
きり入った火縄銃を見ることができる。できれば、もっと見たかったので、鉄
砲鍛冶屋敷の方に行ってみたい。
そして、ここまで来たら寄りたかった“仁徳天皇陵古墳”へ。ウォーキングコ
ースとなっているので、世界遺産へも足を運べる方はどうぞ。