夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

一人の人を一途に思い続ける…「SAYURI」

2005年12月20日 23時26分53秒 | Weblog
 置屋での辛い日々の中で、優しくしてくれた゛会長゛に再び出会うため、千代は芸者になるための厳しい稽古に耐え抜く。幼い頃に芽生えた思いは、会長へとつながって行くのだろうか?
 貧しい家に育った千代と姉・佐津は、父に売り飛ばされる。千代は置屋へ、佐津は女郎屋へ…。下働きをしながら芸者学校に通う千代と同じ置屋で働くおカボ。佐津がいる女郎屋を探し出した千代は佐津と逃げることを計画するが失敗し、芸者学校に通わせてもらえなくなり、千代は女中として、おカボは半玉として修行を積むこととなった。佐津は、逃げたと聞いた千代は覚悟を決めて置屋で働くしかなかった。親に渡されたお金は千代の借金としても残っていた。
 そんなとき、別の置屋の芸者・豆葉が千代を短期間で芸者に育てあげるといい、千代を半玉として迎え、更に人気芸者゛さゆり゛へと育てるのであった。そして、さゆりはとうとう会長と再開するが、なかなか自分が千代であることを言い出すことはできない。また、さゆりは誰を゛旦那゛にするのかの業界の渦にも巻き込まれていたのである。
 ハリウッド映画らしい手の込んだセットと、キャスティングの豪華さが命!といったところ。飽きさせることなくテンポ良くストーリーは続くところはさすが。ただ、ハリウッドがからみた日本という概念に変わりはなさそう。そのため、何時代の話?と思ったりして、ワープする感も否めない。
 製作スティーブン・スピルバーグ、監督にロブ・マーシャル。さゆりを演じるチャン・ツィイーは東洋の美しさを放っている。ほかに芸者を演じるのはミッシェル・ヨー、コン・リーという中国のベテラン役者陣。会長役は今やケン ワタナベといてハリウッド俳優になってしまった渡辺謙である。出演はほかに、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴など。


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