安倍晋三は精神の卑しさを内側に隠した、相も変わらない賃上げお願い乞食であり続けている

2015-05-14 05:59:11 | 政治



      「生活の党と山本太郎となかまたち」

     《5月12日 小沢代表・山本代表記者会見動画 党HP掲載のご案内》

     安全保障法制、野党共闘、憲法、英国総選挙などの質問に答えました。
     是非ご覧ください。

 安倍晋三が5月12日、都内で開催された、自身の出身派閥で町田信孝を継いで細田博之がボスに収まっている清和政策研究会の政治資金パーティーに出席、挨拶に立ったと「産経ニュース」が伝えている。

 清和政策研究会は所属議員が自民党最多の96人、パーティーには約4100人の来場があったという。義理で買って来場しない人間も見込んで1枚1万円で6~7000円の儲けを見たパーテイ券を1万枚も刷り込んだといったところではないのか。

 安倍晋三「自民党の中核で常に政策を練り、国家の屋台骨を支えてきた」

 集団主義と権威主義が凝縮された、その力学に支配された親分・子分の人間関係と頭数で力を発揮、「国家の屋台骨を支えてきた」

 自身の経済政策「アベノミクス」で景気が回復しつつあることを言ってから、

 安倍晋三「まだ給料を上げていない社長さんはしっかりと上げていただきたい」

 記事は、〈笑いを誘った。〉と解説しているから、冗談めかして言ったのだろう。

 だが、冗談を装いながら、その裏に真剣な思いを隠していたはずだ。

 去年の春闘前の政労使会議、今年も春闘前の政労使会議、あるいは他にも何かと機会を把えて経営側に賃上げを要請し、経営側もその要請にそれなりに応えた結果、「去年は15年ぶりの賃上げを実現することができた。今年は去年を上回る状況になっている」と言っていながら、なおかつ賃上げをおねだりする。

 日銀の異次元の金融緩和が功を奏した株高と円安のみに頼った「アベノミクス」の効果以外、自身は見るべき成果を上げるだけの自力本願となる手を打つことができていないから、依然として低迷状態にある消費を刺激し、回復させるために他力本願でしかない賃上げを企業経営者にお願いするには冗談めかしでもしなければとてものことできないといったところなのだろう。

 真剣な顔でお願いしたら、それこそ物欲しげになって、精神の卑しさが表に出てしまう。冗談めかして「笑いを誘う」ことでその卑しさをカモフラージュできる。

 本来は他人にやたらと物をねだったり、カネをねだったりする者を乞食と言うが、その精神の卑しさが自分では何もせずに他人にああして欲しい、こうして欲しいとねだるだけの人間に共通している性格と見做して、そのような人間をも乞食と呼ぶ。

 安倍晋三はさしずめ賃上げお願い乞食といったところである。


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