◆国産機としては史上最大、C-X初飛行
本日、航空自衛隊岐阜基地において、開発が進められていた次期輸送機C-Xが念願の初飛行を実現させた。
晴天の本日1月26日1020時、川崎重工岐阜工場から岐阜基地滑走路へと移動したXC-2は、T-4練習機が上空から随伴する中を初飛行に成功した。2007年に初飛行が予定されていたものの、輸入リベットの不良や機体強度不足により遅れていた初飛行が、ついに実現した形となった。
初飛行の一報は新聞でも取り上げられ、新型機の飛行を一目見ようと多くの市民が集まり、新型機の進空を祝った。XC-2は、離陸の後1127時、所要の航路を飛行したのち岐阜基地上空をフライパス、1135時に岐阜基地へ着陸した。初飛行を終えたのちも課された課題は少なくは無いものの、将来の航空輸送能力を担う新型機は、着実に一歩を進めたことは確かなようである。
HARUNA
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