■自衛隊関連行事
自衛隊行事が戻ってきたと思ったところではあるのですが今週末の様に無い週末もあるようです。
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岩手駐屯地創立65周年記念行事、岩手駐屯地が公募制見学者募集当選者と招待客限定で記念行事を行いますが、今週末は自由に見学できる自衛隊関連行事はありません。減少が続いていた感染者数等も下げどまり傾向が見え始め、まだまだ油断会出来ないところですが、サル痘の各国拡大が続くなかでWHOはじめ何かCOVID-19当初の不手際を思い出す。
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姫神山と岩手山を望む岩手駐屯地は岩手山中演習場に隣接した演習場環境に恵まれた立地ということで、東北方面特科連隊の連隊本部と本部中隊及び第2特科大隊と第4特科大隊が置かれるとともに、方面隊隷下部隊としては第10施設群隷下の第387施設中隊など、また第9師団隷下部隊として第9戦車大隊と第9高射特科大隊などが駐屯している駐屯地だ。
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74式戦車を装備する第9戦車大隊は、冷戦時代にはソ連軍の青函地域侵攻を念頭に本州では最も強力な編成を採っていました。74式戦車が年々削減が進む中、今年度の全国戦車部隊駐屯地祭は、とりあえず岩手駐屯地祭がこのように招待者と公募制という開催になったのは少々残念です、ただ、COVID-19感染対策と事情が事情ですのでこれも致し方ない。
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東北方面特科連隊は第9特科連隊を2020年に改編し創設された部隊で、2022年となるも一度も完全な一般公開による駐屯地祭を行えない部隊です。この第9特科連隊は陸上自衛隊で最初にFH-70榴弾砲を装備した部隊であり、当時他の師団特科は155mm榴弾砲といえばM-1榴弾砲や75式自走榴弾砲、39口径のFH-70は驚くべき新装備という扱いでした。
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砲兵火力は現在のウクライナ戦争においてウクライナに侵攻したロシア軍が猛威を振るっており、ウクライナ軍の火砲保有数もフランスやドイツと比べれば非常に多いのですが、圧倒されている構図、アメリカなどはM-777榴弾砲を90門も供与していますが、全く足りていない状況であり、交換砲身を送る程の砲兵戦が続いているという転換期にあります。
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74式戦車についても、ロシア軍がウクライナにおいて余り物戦車を撃破された事で、2014年に退役させたT-62戦車を現役に復帰、T-62戦車は最新鋭のT-90戦車等に比べれば性能は限られますが、半導体由来の電子部品をほとんど使わない機械的な信頼性の高さが在りまして、74式戦車のように古い戦車であってもその有無の重要性が示されたところですね。
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さてコロナ対策、三度目の接種が進むところではあり四度目接種も開始されているCOVID-19の予防枠組ですが、我が国をみれば、今年六月中旬の時点で感染者数の累計は900万名を超えており、死者数を抑えた事だけは幸いといえるのですが、今後社会全体で考えなければならないのは、再感染拡大を防ぐと共に後遺症という問題との向き合いが要る。
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出口戦略や感染症法二類変更が議論される中、厚生労働省研究チームの分析によれば中等症以上の感染者1000名を対象に一年後の概況を見ますと、睡眠障害持続10.1%、筋力低下持続9.3%、呼吸困難持続6.0%、思考力低下持続が5.3%、咳持続5.0%、倦怠感持続4.9%、筋肉痛持続4.6%、という。数年後完治の可能性はありますが、無視できる数字ではない。
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COVID-19後遺症というもの、日本では感染者数が人口の一割未満と云う事もあり、コロナ感染者は少数派に抑えられている、これ自体は素晴らしい感染対策の成果といえるのですが、感染者全員が後遺症を長期的に持続させるわけではない為に、コロナ長期後遺症患者は更に少数派となり、こうした方々の闘病を支援する枠組みと社会の理解はたりません。
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適応障害やうつ病診断、COVID-19後遺症は味覚嗅覚障害と咳とともに倦怠感が長期持続する事が診断されています、この他に息切れや記憶障害なと。ただ、咳などは一見して分りやすい症状ですが、倦怠感については診断は兎も角として、気力や気の持ちようや勤怠の問題ではないか、こうした解釈が、特に後遺症の経験の無い方には多いのではないか。
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ブレインフォグとも称される記憶障害、そして集中力の低下、こうした後遺症は、ロングコビットというまだウィルスが体内に残っている可能性や、ウィルスによるサイトカイン炎症が持病の悪化させた可能性など、研究そのものが進んでいない、いやコロナ対策は究明と予防に偏重している背景があるようにも考えるのですが、充分な解明はすすみません。
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自己責任論が過度に跋扈する日本社会、ブレインフォグなどの後遺症も自己責任で片づけられないか、後遺症で思考力低下や息切れとなっている状況を個人の勤怠で片づけられないか、こうした懸念を感じるのですね。いや、懸念があるからこそ日本の感染対策の慎重さがあるのかもしれません。出口戦略としての後遺症長期化への支援体制は、必要と思う。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
自衛隊行事が戻ってきたと思ったところではあるのですが今週末の様に無い週末もあるようです。
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岩手駐屯地創立65周年記念行事、岩手駐屯地が公募制見学者募集当選者と招待客限定で記念行事を行いますが、今週末は自由に見学できる自衛隊関連行事はありません。減少が続いていた感染者数等も下げどまり傾向が見え始め、まだまだ油断会出来ないところですが、サル痘の各国拡大が続くなかでWHOはじめ何かCOVID-19当初の不手際を思い出す。
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姫神山と岩手山を望む岩手駐屯地は岩手山中演習場に隣接した演習場環境に恵まれた立地ということで、東北方面特科連隊の連隊本部と本部中隊及び第2特科大隊と第4特科大隊が置かれるとともに、方面隊隷下部隊としては第10施設群隷下の第387施設中隊など、また第9師団隷下部隊として第9戦車大隊と第9高射特科大隊などが駐屯している駐屯地だ。
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74式戦車を装備する第9戦車大隊は、冷戦時代にはソ連軍の青函地域侵攻を念頭に本州では最も強力な編成を採っていました。74式戦車が年々削減が進む中、今年度の全国戦車部隊駐屯地祭は、とりあえず岩手駐屯地祭がこのように招待者と公募制という開催になったのは少々残念です、ただ、COVID-19感染対策と事情が事情ですのでこれも致し方ない。
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東北方面特科連隊は第9特科連隊を2020年に改編し創設された部隊で、2022年となるも一度も完全な一般公開による駐屯地祭を行えない部隊です。この第9特科連隊は陸上自衛隊で最初にFH-70榴弾砲を装備した部隊であり、当時他の師団特科は155mm榴弾砲といえばM-1榴弾砲や75式自走榴弾砲、39口径のFH-70は驚くべき新装備という扱いでした。
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砲兵火力は現在のウクライナ戦争においてウクライナに侵攻したロシア軍が猛威を振るっており、ウクライナ軍の火砲保有数もフランスやドイツと比べれば非常に多いのですが、圧倒されている構図、アメリカなどはM-777榴弾砲を90門も供与していますが、全く足りていない状況であり、交換砲身を送る程の砲兵戦が続いているという転換期にあります。
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74式戦車についても、ロシア軍がウクライナにおいて余り物戦車を撃破された事で、2014年に退役させたT-62戦車を現役に復帰、T-62戦車は最新鋭のT-90戦車等に比べれば性能は限られますが、半導体由来の電子部品をほとんど使わない機械的な信頼性の高さが在りまして、74式戦車のように古い戦車であってもその有無の重要性が示されたところですね。
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さてコロナ対策、三度目の接種が進むところではあり四度目接種も開始されているCOVID-19の予防枠組ですが、我が国をみれば、今年六月中旬の時点で感染者数の累計は900万名を超えており、死者数を抑えた事だけは幸いといえるのですが、今後社会全体で考えなければならないのは、再感染拡大を防ぐと共に後遺症という問題との向き合いが要る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/4e/f6a4af1f34a71d21e28b5296d6dce0b0.jpg)
出口戦略や感染症法二類変更が議論される中、厚生労働省研究チームの分析によれば中等症以上の感染者1000名を対象に一年後の概況を見ますと、睡眠障害持続10.1%、筋力低下持続9.3%、呼吸困難持続6.0%、思考力低下持続が5.3%、咳持続5.0%、倦怠感持続4.9%、筋肉痛持続4.6%、という。数年後完治の可能性はありますが、無視できる数字ではない。
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COVID-19後遺症というもの、日本では感染者数が人口の一割未満と云う事もあり、コロナ感染者は少数派に抑えられている、これ自体は素晴らしい感染対策の成果といえるのですが、感染者全員が後遺症を長期的に持続させるわけではない為に、コロナ長期後遺症患者は更に少数派となり、こうした方々の闘病を支援する枠組みと社会の理解はたりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c0/01ce9e4b717d73501dc01c85c6509d4d.jpg)
適応障害やうつ病診断、COVID-19後遺症は味覚嗅覚障害と咳とともに倦怠感が長期持続する事が診断されています、この他に息切れや記憶障害なと。ただ、咳などは一見して分りやすい症状ですが、倦怠感については診断は兎も角として、気力や気の持ちようや勤怠の問題ではないか、こうした解釈が、特に後遺症の経験の無い方には多いのではないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/09/6d8269d53dcbc4b5e5eb55738ff82ab6.jpg)
ブレインフォグとも称される記憶障害、そして集中力の低下、こうした後遺症は、ロングコビットというまだウィルスが体内に残っている可能性や、ウィルスによるサイトカイン炎症が持病の悪化させた可能性など、研究そのものが進んでいない、いやコロナ対策は究明と予防に偏重している背景があるようにも考えるのですが、充分な解明はすすみません。
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自己責任論が過度に跋扈する日本社会、ブレインフォグなどの後遺症も自己責任で片づけられないか、後遺症で思考力低下や息切れとなっている状況を個人の勤怠で片づけられないか、こうした懸念を感じるのですね。いや、懸念があるからこそ日本の感染対策の慎重さがあるのかもしれません。出口戦略としての後遺症長期化への支援体制は、必要と思う。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関