■南海特急
南海電鉄50000系特急電車ラピートはいつみても仰々しさが特別急行たる特別の気風とともに。
南海特急ラピート、運用開始30周年という。もうそんなに経つのか、と驚くのはいやよく考えれば関西国際空港開港と同時に運行開始となったラピートは、そう考えればそれだけ経つものだよなあ、と思いつつ、驚くほど古さを感じさせない未来さがある。
関西国際空港、日本初の全面埋め立て空港だ。半面埋め立て空港ならば長崎空港がありますが、全部埋め立ては関空が初めて、続いて中部国際空港と神戸空港が続いている、北九州空港の扱いはどう考えるべきか、あとは辺野古飛行場の建設も続いている。
ラピート、空港特急といえば京成電鉄のスカイライナーや成田エクスプレスといった先人が優美なサービスを提供していますが、この鉄人28号をモダナイズしたようなラピートの、見た瞬間の衝撃にはなかなかかなわないのでは無いかなあ、とおもう。
平成の、古さを感じさせないというデザインは、しかし考えると1990年代のバブル崩壊の能登に日本経済の低成長やマイナス成長が続く中で特に2000年代以降は、思い切ったデザインを鉄道はもちろん、建築物や自動車に採用することをやめてしまった。
ラピートのようなデザインは、格好良いのだけれども製造費用がかさむ、すると株主総会などで叩かれる要因になるのだろう、もっと安く効率的に、モットヤスクコーリツテキニイ、という効率だけでしか物事の善し悪しを計れない現代ということだ。
1990年代のラピート、西日本の私鉄では半世紀車両を使い潰すのは日常茶飯事となっていますので、30周年、といわれてもあと十年二十年は使われるのだろうけれども、そのころにはどんな鉄道車両の思い切ったデザインが、定着しているのだろうか、なあ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
南海電鉄50000系特急電車ラピートはいつみても仰々しさが特別急行たる特別の気風とともに。
南海特急ラピート、運用開始30周年という。もうそんなに経つのか、と驚くのはいやよく考えれば関西国際空港開港と同時に運行開始となったラピートは、そう考えればそれだけ経つものだよなあ、と思いつつ、驚くほど古さを感じさせない未来さがある。
関西国際空港、日本初の全面埋め立て空港だ。半面埋め立て空港ならば長崎空港がありますが、全部埋め立ては関空が初めて、続いて中部国際空港と神戸空港が続いている、北九州空港の扱いはどう考えるべきか、あとは辺野古飛行場の建設も続いている。
ラピート、空港特急といえば京成電鉄のスカイライナーや成田エクスプレスといった先人が優美なサービスを提供していますが、この鉄人28号をモダナイズしたようなラピートの、見た瞬間の衝撃にはなかなかかなわないのでは無いかなあ、とおもう。
平成の、古さを感じさせないというデザインは、しかし考えると1990年代のバブル崩壊の能登に日本経済の低成長やマイナス成長が続く中で特に2000年代以降は、思い切ったデザインを鉄道はもちろん、建築物や自動車に採用することをやめてしまった。
ラピートのようなデザインは、格好良いのだけれども製造費用がかさむ、すると株主総会などで叩かれる要因になるのだろう、もっと安く効率的に、モットヤスクコーリツテキニイ、という効率だけでしか物事の善し悪しを計れない現代ということだ。
1990年代のラピート、西日本の私鉄では半世紀車両を使い潰すのは日常茶飯事となっていますので、30周年、といわれてもあと十年二十年は使われるのだろうけれども、そのころにはどんな鉄道車両の思い切ったデザインが、定着しているのだろうか、なあ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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