■ヘリコプター搭載護衛艦
今回は備忘録的否雑談と併せ、ヘリコプター搭載護衛艦くらま幕間劇のような艦隊一斉回頭の様子を紹介しましょう。
航空部隊の祝賀飛行と共に観艦式参加部隊は祝賀飛行の次に行われる訓練展示に向けて一斉に艦隊が回頭します。観艦式はどの艦に乗艦しているのかで見られるものが大きく違ってくるのですが、この一斉回頭では多くの艦艇を視られる、観閲式と並ぶ時機といえます。
観艦式の一斉回頭、観艦式は乗艦した艦によっては周囲が支援艦ばかりで護衛艦が並ぶ勇壮な情景と巡り合えない事もあります、考えれば乗れている、という事が重要なのですが、折角乗艦したからには勇壮な艦隊運動を視たいものです。護衛艦一隻というのもさびしい。
艦隊運動は角度によっては数隻の護衛艦が躍動感と共に構図に収まります。全く異なる艦艇が、運動性能も操舵性も異なる種類の艦艇がこうして陣形を組み、航行を展示する事はGPS普及前では難易度が高く、気付かない人は気付かない実はこの構図も貴重なのですが。
くらま。航空部隊の展開とともに観艦式は次の局面を迎えるのですが、自衛隊観艦式の航空機祝賀飛行は航空部隊が機種ごとに一回航過飛行を行うという方式であるために実のところ撮影機会は一回のみ。観艦式、京都から横須賀というのは実は遠いのですけれども。
観艦式の祝賀飛行ならではの楽しみとしまして、航空自衛隊戦闘機があります。百里基地第7航空団のF-15戦闘機、三沢基地第3航空団のF-2戦闘機、観艦式では京都から更に遠い基地の戦闘機が参加するのですね。百里基地といえば東京の更に先、非常に遠いのです。
百里基地は隔離基地といわれていたようなものでして観艦式以外には白梅のイーグルは見られないと言う、そんな印象でした。関東鉄道が百里基地前まで延びていた時代にこちらも延びて撮影に行っていれば、と思うところですが、この頃第7航空団はF-15主力でした。
第7航空団は今でこそファントム航空団と云われ、ファントム発祥の地を地で行く航空団ですが、この当時は構成する飛行隊が二つともF-15イーグル、ファントムの実戦部隊は宮崎県新田原基地や沖縄県那覇基地までいかなければみれない時代、そんな時代なのでした。
F-15飛行隊は、これが南西方面の緊迫化により首都防空と入れ替わった構図です。P-3C哨戒機の編隊飛行も、P-3C自体は珍しくないのですが編隊は中々に見る事が出来ません。P-3Cとなりますと編隊飛行というよりは地上展示でよく見るという印象、後は工場ですね。
海上自衛隊には厚木航空基地、八戸航空基地、鹿屋航空基地、那覇航空基地、以上四航空基地に哨戒航空部隊が展開し、岩国航空基地と下総航空基地には哨戒機派生型の電子情報収集機や練習機が配備されているのですけれど、編隊飛行、撮影するにはどこまで行くか。
京都からもっとも近い厚木航空基地は航空祭を実施しませんし、岩国航空基地祭も飛行展示はそれほど大規模なものではありません、編隊飛行と機動飛行を海上自衛隊が哨戒機にて実施していると実際に見ることが出来たのは鹿屋航空基地祭でした。南九州で遠い。
江田島基地の幹部候補生学校卒業式、編隊飛行ですとみる事ができる、京都から最寄りの基地は此処、でしょうか。もう一つは大阪湾展示訓練と舞鶴展示訓練なのですが、これは乗艦できるとは限りませんし、編隊ではなく一機だけ航過の可能性という事もあります。
観艦式は、三機編隊ではあるのですけれどもP-3C哨戒機の編隊という情景を撮影することが出来ましたし、上記の通りF-15とF-2の編隊飛行も撮影できるのですね。F-2戦闘機については三沢基地の機体が。北大路機関の創設当時にはまだF-1支援戦闘機が現役でした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
今回は備忘録的否雑談と併せ、ヘリコプター搭載護衛艦くらま幕間劇のような艦隊一斉回頭の様子を紹介しましょう。
航空部隊の祝賀飛行と共に観艦式参加部隊は祝賀飛行の次に行われる訓練展示に向けて一斉に艦隊が回頭します。観艦式はどの艦に乗艦しているのかで見られるものが大きく違ってくるのですが、この一斉回頭では多くの艦艇を視られる、観閲式と並ぶ時機といえます。
観艦式の一斉回頭、観艦式は乗艦した艦によっては周囲が支援艦ばかりで護衛艦が並ぶ勇壮な情景と巡り合えない事もあります、考えれば乗れている、という事が重要なのですが、折角乗艦したからには勇壮な艦隊運動を視たいものです。護衛艦一隻というのもさびしい。
艦隊運動は角度によっては数隻の護衛艦が躍動感と共に構図に収まります。全く異なる艦艇が、運動性能も操舵性も異なる種類の艦艇がこうして陣形を組み、航行を展示する事はGPS普及前では難易度が高く、気付かない人は気付かない実はこの構図も貴重なのですが。
くらま。航空部隊の展開とともに観艦式は次の局面を迎えるのですが、自衛隊観艦式の航空機祝賀飛行は航空部隊が機種ごとに一回航過飛行を行うという方式であるために実のところ撮影機会は一回のみ。観艦式、京都から横須賀というのは実は遠いのですけれども。
観艦式の祝賀飛行ならではの楽しみとしまして、航空自衛隊戦闘機があります。百里基地第7航空団のF-15戦闘機、三沢基地第3航空団のF-2戦闘機、観艦式では京都から更に遠い基地の戦闘機が参加するのですね。百里基地といえば東京の更に先、非常に遠いのです。
百里基地は隔離基地といわれていたようなものでして観艦式以外には白梅のイーグルは見られないと言う、そんな印象でした。関東鉄道が百里基地前まで延びていた時代にこちらも延びて撮影に行っていれば、と思うところですが、この頃第7航空団はF-15主力でした。
第7航空団は今でこそファントム航空団と云われ、ファントム発祥の地を地で行く航空団ですが、この当時は構成する飛行隊が二つともF-15イーグル、ファントムの実戦部隊は宮崎県新田原基地や沖縄県那覇基地までいかなければみれない時代、そんな時代なのでした。
F-15飛行隊は、これが南西方面の緊迫化により首都防空と入れ替わった構図です。P-3C哨戒機の編隊飛行も、P-3C自体は珍しくないのですが編隊は中々に見る事が出来ません。P-3Cとなりますと編隊飛行というよりは地上展示でよく見るという印象、後は工場ですね。
海上自衛隊には厚木航空基地、八戸航空基地、鹿屋航空基地、那覇航空基地、以上四航空基地に哨戒航空部隊が展開し、岩国航空基地と下総航空基地には哨戒機派生型の電子情報収集機や練習機が配備されているのですけれど、編隊飛行、撮影するにはどこまで行くか。
京都からもっとも近い厚木航空基地は航空祭を実施しませんし、岩国航空基地祭も飛行展示はそれほど大規模なものではありません、編隊飛行と機動飛行を海上自衛隊が哨戒機にて実施していると実際に見ることが出来たのは鹿屋航空基地祭でした。南九州で遠い。
江田島基地の幹部候補生学校卒業式、編隊飛行ですとみる事ができる、京都から最寄りの基地は此処、でしょうか。もう一つは大阪湾展示訓練と舞鶴展示訓練なのですが、これは乗艦できるとは限りませんし、編隊ではなく一機だけ航過の可能性という事もあります。
観艦式は、三機編隊ではあるのですけれどもP-3C哨戒機の編隊という情景を撮影することが出来ましたし、上記の通りF-15とF-2の編隊飛行も撮影できるのですね。F-2戦闘機については三沢基地の機体が。北大路機関の創設当時にはまだF-1支援戦闘機が現役でした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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