■青空と土下座
岐阜基地航空祭は色々あったようですが後で話を聞きますと憤る事が在ったのは現実でして、これについては後ほど詳述しましょう。
異機種大編隊、この角度から眺めるのは航空祭本番ゆえ、というところなのでしょう、正門前ならば予行でも見られたのかな。こうした写真、飛行展示は滑走路上で行われることが多いのだけれども、岐阜では南側会場の真上で大編隊が飛んでくるのだ。
C-1FTBとC-2に、そう、考えてみればF-4EJとF-4EJ改がCOVID-19の前まではいましたが今はその姿が無く、来年にはC-1FTBもそろそろ、というところか。昨年の航空祭にC-1FTBがでてこなかったのは川重で定期整備に入っていたためなのでIRAN明け。
T-4練習機後継機の国産開発が漸く開始されるので、いつかはT-4とT-Xの並びが見えるのだろうし、F-2後継機のGCAP戦闘機計画も、具現化したならば開発は日本とイギリスとイタリアなのだから、飛行開発実験団でこの異機種大編隊に加わるのだろうなあ。
F-35は、機密保持の制約が多すぎて使いにくい、かがF-35B運用試験が先日までカリフォルニア沖で行われていたものの、F-35の機密保持資格がなければ機体に近寄ることさえだめ、同乗の空自関係者は別として、かが乗員は近づくこともできなかったとか。
飛行開発実験団にF-35が配備されることは、日本独自の装備品を搭載する許可が目処として起たない限りは見通せないためにちょっと考えられず、するとステルス機というのはGCAPの評価試験が開始されるまで、岐阜で運用されることはないのかもしれない。
電子戦型のC-2輸送機、その実戦部隊が岐阜基地に新編されるという話は聞きましたので、すると大編隊に加わるのか、それともさすがに機密性の高い部隊ということで航空祭には、入間のYS-11のように端の方で、あれがあの有名な、といわれるだけなのか。
大編隊、というからにはせめて二桁の機体を飛ばしてほしいところですが、本日の築城基地航空祭では16機の大編隊、F-2の大編隊が組まれたという。所属戦闘機のほぼ半数が編隊を組んだというわけで、しかし岐阜は肝心の機数が少ないのだよなあ。
C-2とC-1FTBの飛行展示、そろそろ、曇天が見えてきた、予報を覆す晴天というのは、実際各務原市上空だけだったようで、岐阜市と羽島市なんかはほんとうに曇天だったという。その晴天を逃さすプログラムを組み替えた航空祭実行委員会、さすがだ。
北側会場と南側会場、格納庫前のエプロン地区を有する北側会場がそのメイン会場となるのですが、実はこの日、北側会場のエプロン地区は椅子とレジャーシート禁止という周知があったのだけれども違反者がいて、注意した幹部自衛官にくってかかる事案が。
土下座を強要、これ、1尉さんを土下座させている様子がSNSで拡散されていて、撮影する奴も拡散させる奴も何を考えているのだ、と、怒ってしまった。目の前で清水寺の欄干に三脚で傷をつけている奴を見たときと同じくらいわたしは怒ってしまった。
椅子禁止という規則には理由がある、エプロン地区は混雑するので場所取りなどで過去トラブルとなった事例があるのだ、触れた触れないで実際殴り合いとか突き飛ばしてけが人が出た事例をほかの基地でみている、岐阜では怒鳴りあいもみている。
航空祭はゲストも主役、というのは築城基地の名物操縦士さん、最近は転属されたようですが、素晴らしい明言と思う。そして主役の一端を担う共演の立場であるからには、それにふさわしい紳士淑女の立ち振る舞いが求められるように、思うのですよね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
岐阜基地航空祭は色々あったようですが後で話を聞きますと憤る事が在ったのは現実でして、これについては後ほど詳述しましょう。
異機種大編隊、この角度から眺めるのは航空祭本番ゆえ、というところなのでしょう、正門前ならば予行でも見られたのかな。こうした写真、飛行展示は滑走路上で行われることが多いのだけれども、岐阜では南側会場の真上で大編隊が飛んでくるのだ。
C-1FTBとC-2に、そう、考えてみればF-4EJとF-4EJ改がCOVID-19の前まではいましたが今はその姿が無く、来年にはC-1FTBもそろそろ、というところか。昨年の航空祭にC-1FTBがでてこなかったのは川重で定期整備に入っていたためなのでIRAN明け。
T-4練習機後継機の国産開発が漸く開始されるので、いつかはT-4とT-Xの並びが見えるのだろうし、F-2後継機のGCAP戦闘機計画も、具現化したならば開発は日本とイギリスとイタリアなのだから、飛行開発実験団でこの異機種大編隊に加わるのだろうなあ。
F-35は、機密保持の制約が多すぎて使いにくい、かがF-35B運用試験が先日までカリフォルニア沖で行われていたものの、F-35の機密保持資格がなければ機体に近寄ることさえだめ、同乗の空自関係者は別として、かが乗員は近づくこともできなかったとか。
飛行開発実験団にF-35が配備されることは、日本独自の装備品を搭載する許可が目処として起たない限りは見通せないためにちょっと考えられず、するとステルス機というのはGCAPの評価試験が開始されるまで、岐阜で運用されることはないのかもしれない。
電子戦型のC-2輸送機、その実戦部隊が岐阜基地に新編されるという話は聞きましたので、すると大編隊に加わるのか、それともさすがに機密性の高い部隊ということで航空祭には、入間のYS-11のように端の方で、あれがあの有名な、といわれるだけなのか。
大編隊、というからにはせめて二桁の機体を飛ばしてほしいところですが、本日の築城基地航空祭では16機の大編隊、F-2の大編隊が組まれたという。所属戦闘機のほぼ半数が編隊を組んだというわけで、しかし岐阜は肝心の機数が少ないのだよなあ。
C-2とC-1FTBの飛行展示、そろそろ、曇天が見えてきた、予報を覆す晴天というのは、実際各務原市上空だけだったようで、岐阜市と羽島市なんかはほんとうに曇天だったという。その晴天を逃さすプログラムを組み替えた航空祭実行委員会、さすがだ。
北側会場と南側会場、格納庫前のエプロン地区を有する北側会場がそのメイン会場となるのですが、実はこの日、北側会場のエプロン地区は椅子とレジャーシート禁止という周知があったのだけれども違反者がいて、注意した幹部自衛官にくってかかる事案が。
土下座を強要、これ、1尉さんを土下座させている様子がSNSで拡散されていて、撮影する奴も拡散させる奴も何を考えているのだ、と、怒ってしまった。目の前で清水寺の欄干に三脚で傷をつけている奴を見たときと同じくらいわたしは怒ってしまった。
椅子禁止という規則には理由がある、エプロン地区は混雑するので場所取りなどで過去トラブルとなった事例があるのだ、触れた触れないで実際殴り合いとか突き飛ばしてけが人が出た事例をほかの基地でみている、岐阜では怒鳴りあいもみている。
航空祭はゲストも主役、というのは築城基地の名物操縦士さん、最近は転属されたようですが、素晴らしい明言と思う。そして主役の一端を担う共演の立場であるからには、それにふさわしい紳士淑女の立ち振る舞いが求められるように、思うのですよね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)