■臨時情報-G7サミット
バイデンアメリカ大統領が国内債務上限問題の調整から来週のG7広島サミット来日中止を示唆しました。しかしこれは表向きの理由で、日本の防衛力不足と危機管理の問題を危惧しているのかもしれない。
北朝鮮の人工衛星打ち上げ、自衛隊は人工衛星軌道下に飛来物が落下する懸念があるとして沖縄救援隊を先島諸島などに派遣していますが、この打ち上げが来週に予定されているG7広島サミットへ重大な影響を及ぼす可能性があります。そもそも事の発端は4月18日に北朝鮮の金正恩総書記が国家宇宙開発局を視察した際の報道が危機の発端となりました。
軍事偵察衛星一号機が完成し計画している期間内に打ち上げる、この発言が発射予告であると認識し我が国では軍事衛星の軌道投入経路を逆算し過去の例から沖縄県が危険区域になると判断、この為にペトリオットミサイルが配備されている沖縄本島に加え、ペトリオットミサイル部隊が配置されていない先島諸島に九州のミサイル部隊を展開させたのです。
G7広島サミットは5月19日から21日に掛けて、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、先進七カ国の首脳を招き広島で開催されます。人工衛星とはいえ、過去の人工衛星発射では北朝鮮が実質長距離弾道ミサイル実験を行う口実としていた事例があります、最初に行われた1998年の実験、東北地方上空の飛翔したものがこれにあたる。
サミット開催中に事実上のミサイル発射と同じ長距離弾道弾技術を応用した人工衛星が発射された場合、僅かでも核弾頭による奇襲攻撃という懸念があるために、そもそもこうした脅威が放置されたままではG7サミットそのものが中断される、若しくは緊張の高まりと共に急遽その日程に影響が及ぶか、来日するG7各国首脳の日程に影響さえ考えられます。
発射は。北朝鮮のロケット計画では発射準備が衛星写真などで確認されて後実際の発射まで時間がかかるのです。また日本政府が繰り返し落下物を警戒している為、発射計画を発射の二週間程度前に発表する事例が、2009年3月、2012年3月、2012年12月、過去三回ありました。一方で2016年12月の発射では予告を突如前倒しし前日予告後打ち上げた。
現段階で具体的な打ち上げ日程を北朝鮮は発表していません。しかし、4月中旬に発射計画そのものは公表している為、広島サミットへ軍事的示威行動を含めて打ち上げを行い、日本全土にJアラートが発令されるという可能性は否定できません。一昨日、バイデン大統領は国内調整の関係から出席しない可能性を示唆しましたが、こうした危機も日本には在るのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
バイデンアメリカ大統領が国内債務上限問題の調整から来週のG7広島サミット来日中止を示唆しました。しかしこれは表向きの理由で、日本の防衛力不足と危機管理の問題を危惧しているのかもしれない。
北朝鮮の人工衛星打ち上げ、自衛隊は人工衛星軌道下に飛来物が落下する懸念があるとして沖縄救援隊を先島諸島などに派遣していますが、この打ち上げが来週に予定されているG7広島サミットへ重大な影響を及ぼす可能性があります。そもそも事の発端は4月18日に北朝鮮の金正恩総書記が国家宇宙開発局を視察した際の報道が危機の発端となりました。
軍事偵察衛星一号機が完成し計画している期間内に打ち上げる、この発言が発射予告であると認識し我が国では軍事衛星の軌道投入経路を逆算し過去の例から沖縄県が危険区域になると判断、この為にペトリオットミサイルが配備されている沖縄本島に加え、ペトリオットミサイル部隊が配置されていない先島諸島に九州のミサイル部隊を展開させたのです。
G7広島サミットは5月19日から21日に掛けて、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、先進七カ国の首脳を招き広島で開催されます。人工衛星とはいえ、過去の人工衛星発射では北朝鮮が実質長距離弾道ミサイル実験を行う口実としていた事例があります、最初に行われた1998年の実験、東北地方上空の飛翔したものがこれにあたる。
サミット開催中に事実上のミサイル発射と同じ長距離弾道弾技術を応用した人工衛星が発射された場合、僅かでも核弾頭による奇襲攻撃という懸念があるために、そもそもこうした脅威が放置されたままではG7サミットそのものが中断される、若しくは緊張の高まりと共に急遽その日程に影響が及ぶか、来日するG7各国首脳の日程に影響さえ考えられます。
発射は。北朝鮮のロケット計画では発射準備が衛星写真などで確認されて後実際の発射まで時間がかかるのです。また日本政府が繰り返し落下物を警戒している為、発射計画を発射の二週間程度前に発表する事例が、2009年3月、2012年3月、2012年12月、過去三回ありました。一方で2016年12月の発射では予告を突如前倒しし前日予告後打ち上げた。
現段階で具体的な打ち上げ日程を北朝鮮は発表していません。しかし、4月中旬に発射計画そのものは公表している為、広島サミットへ軍事的示威行動を含めて打ち上げを行い、日本全土にJアラートが発令されるという可能性は否定できません。一昨日、バイデン大統領は国内調整の関係から出席しない可能性を示唆しましたが、こうした危機も日本には在るのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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