イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

打ち上げパーティの帰り道!

2008-12-03 | 第一章「意識と知覚」

 昨晩は、鎌倉・腰越の勉強会の打ち上げパーティであった。充実した毎月一回のこの勉強会の成果を、次の五感と体感の章で応用してみたい。

 イタリア料理を楽しみ、学友と語らい、結構長い帰途を辿る。途中、多摩センターにて本屋さんに寄り道をしたりする。多摩センターはすっかり師走の装いであった。昨年、一昨年と同じように写真を撮ったイルミネーションが今年も綺麗である。

 この章では、エリクソンの8つの人格形成の発達を感情・思考を中心にのんびりと考察してきた。その成果があったのか、今日一日の湧きあがる感情の曼陀羅を、8つの視点(不信感、疑惑感、罪悪感、劣等感、自己混乱感、孤立感、停滞感、絶望感)から観察する楽しさを学んだように思う。

 そして、ネガティブな8つの感情から、自分の思考・行動を辿れるので、自分を知るための良い訓練であったと実感する。

 今まで、あまり意識化できなかった、劣等感の勉強。教育や学ぶことなど、若い人の理解を深めることも勉強になった。

 打ち上げの席で、お能や長唄の雑談をした。仲間でお能の稽古を始めた方がいらっしゃる。若い頃に読んだ、世阿弥の「離見の見」という言葉を思い出す。自分が今どういう感情を持っているのか、離れて見ている自分がいる。感情の理解や思索は、中世に文章化した世阿弥の見方と共通しているようにも思う。

 感情の知覚、これからも勉強していきたい。

<まとめ 1/1>

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