イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

他者肯定力!

2008-12-09 | 第二章「五感と体感」

 この2-3日、嫌いな人を好きになる方法など、他者肯定のことについて、考えたり勉強会で議論をしたりした。

 想えば、生まれてから今まで、他人や自分との関わりの中で、沢山の様々な感情を経験してきたようだ。愛や憎しみ、無力感や充実感、・・・

 U先生から学ぶ「生き甲斐の心理学」では、感情は理想と現実のギャップから生じるという。特に暗い感情は、高い理想と低い現実(あくまで、自分の主観的に想う世界の中)からくるようだ。

 Aさんのことを考えると、Aさんとの過去の様々な経験からか、あるイメージ(場合によって複雑)が体感される。BさんもCさんも・・・

 暗いイメージや感情からは、否定的な思考、行動が生まれやすい。嫌いの感情は、嫌いを合理化し、嫌う行動(無視したり、避けたり・・)を招く。通常、それですむことも日常の中ではあるが、いろいろな事情からそうもいかないことが強いられる。

 そうした葛藤(嫌いなのに、つきあわねばならなかったり、世話をしなければならなかったりするなど・・)の中で重要なことは?

 そう、他者肯定力ではないだろうか?随分前に、赤瀬川原平氏が「老人力」を書かれてから、・・・力という言葉が多用されるようになったと思うが、他者肯定力という言葉はまだ聞かない(念のためにインターネットで検索エンジンで調べたが無いようだ。あったら御許し願いたい)。

 他者肯定や自己肯定は、現実の場で、甘やかしや傲慢と繋がるような悪い面もあると思うが、日々の様々な葛藤を考えると、57歳の自分にとっては、他者否定や自己否定よりは余程魅力的である。

ここでは、4回、嫌いな人を好きになること(他者肯定力)を考えたい。

<他者肯定力1/4>

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