イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分のオト!

2008-12-23 | 第二章「五感と体感」
 生まれてきてから、大人になってからも、いくつかの謎というものがあった。

 何年か前に判ったことの一つは、内部閃光という生理現象であった。暗い所や眼を瞑っていると不思議な色と形が現れ消えたりする現象である。自分の幼いころにもあって、母に訊いたりしたが、納得いく回答が得られなかった。意外に宗教学などで研究されている。

 内部閃光ほど印象的ではないが、幼いころに出会う、自分のオト(音)の謎もあった。耳を手でふさいだりすると、自分の心臓の鼓動が聞こえる。生きている限り心臓は鼓動するものだと教えられ、ずっと聴いていたことがあった。

 ある時、その規則正しい鼓動が、一拍抜けたことがあった。健康なのに発生する不整脈だったのかもしれない。そのときは無知ゆえに吃驚したものである。

 自分のオトは、意識してみると意外にあるものである。あくびをする時の不思議な音、耳を塞いだときの自分の鼓動、静かにしていると自分の呼吸の音も聞こえる。ためいきも聞こえたりする。時として老化の為か耳鳴りもある。勿論話したり歌ったりすれば、自分の声も聞こえる。

 自分のオト以外にも、他人のオトも聞こえる。自然からの様々なオトもある。テレビ等のオトもある。

 オトに対し、不安になったり幸福になったりする。

 不安の原因をのんびり考え、明るく解釈を変えることができれば、楽になれることは「生き甲斐の心理学」で学んだ。オトで不安になることは、自分の場合結構多い。のんびり不安の意味を思索する余裕を持ちたいものだ。

<聴覚2/4>

人気blogランキングへ <- 1クリックに感謝しています!