イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こころと身体の繋がり?

2008-12-05 | 第二章「五感と体感」

 朝、TBSの再放送「パパとムスメの7日間」を見る。父親と娘が突如、身体は同じでも、中身が変わってしまう。ムスメの身体にパパのこころ。パパの身体にムスメのこころ。それが織りなす、ドラマである。

 このお話は、身体はそのままだが、中身がそっくり入れ替わるという設定であるが、もしそのようなことがあれば、どうなのだろうかと考える。自分の身体が女性となり、日々暮らす体感はどうなのだろうか?などとりとめもなく考える。実は、このこころと身体の繋がりの話、奥が深い。今の自分でも掴みにくいのが本音である。

 こころと身体の関係。ストレスがあると体調がおかしくなることがある。こころと身体は密接な関係がある。こんなことは年をとるとともに気づいてくるが、それ以上の不思議なことは、特別な経験がない限り余り気がつかないように思う。ある問題に対する身体の反応や感情など、そんなことは通常考えなかった。問題の背景を分析したり、理屈の世界を重視しているのが一般の大人であろう。

 さて、私はちょっと違う世界、カウンセリングを学ぶようになり、6-7年前だったろうか、フォーカシングのワークショップに参加した。ある問題に関わる、微妙な体感・感情を探り、いくつかのステップの中で、こころが楽になる実際の経験をした。おお。これは役に立つ方法だとその時、実感した。

 その後、こころと身体の関係について興味を持つようになり、湯浅泰雄氏の身体論、最近では内田樹氏の身体論に関わる著作なども読んでいる。気とか座禅という世界も興味があるが、さらに、先端の脳科学の分野もあり、わくわくする分野である。フォーカシングだけでなくいろいろ楽しい分野だ。

 ここでは、心理療法の一つのフォーカシングに関わる、私も馴染みの3つの話題について取り上げ、日常の中で役立ててもらえれればと思う。

<フォーカシング1/4>

人気blogランキングへ <- 1クリックに感謝しています!