きのう、おとといの勉強会で偶然にも、NHKの「クローズアップ現代」で26日に取り上げられた、「ほめる力」の話題があがった。26日は仕事で私は見られなかったが、ビデオで今日見ることが出来た。
ちょうど、今「愛とゆるし」の章で、心理学で有名なカール・ロジャースの19の命題の第一領域(感謝・満足)のことを成育史をベースに徒然に書いているが、まさに関係があることであった。
この領域を大切にしないと、人を死にまで追いやる。そんなお話も番組の中にあり、また春風亭小朝師匠の愛のお話もとても印象的であった。小朝師匠のお話には、ストレス曲線を幸福曲線にする話方などもあり、実に興味深かった。「生き甲斐の心理学」をより一般市民のものにするために、落語を真面目に勉強した方がよいかもしれない。
私も、人生で窮地の追われた最悪の時(40歳台)があったが、その時に、相談に行ったAさんから、意外にも褒め言葉を一言もらって涙を流したことがあった。あの一言は至宝の一言。そして、その言葉ゆえに混乱から脱出できたように思う。自己否定から自己肯定に、そして他者肯定の道への一言だったかもしれない。
褒めることが、今やブームになりつつあるようだが、これからしばらく、「褒める」をつれづれなるままに考えていきたい。
写真は先日府中で撮った紅梅。まだ肌寒い季節を写真で褒めているつもりです!
(感謝の領域<褒める>11/60)
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