ある日、知人から女性の友達が大病になって、どう接したらよいか判らないというお話を聴いた。
4年くらい福祉の仕事をしていたが、大病の方が利用者として入所されることもあった。時には、職員もどう接したらよいか心を痛めることも。また、長年付き添われた伴侶の方を亡くされ、悲しみの日々を送られている利用者もいらっしゃる。
WHOはスピリチュアルを定義したり、スピリチュアル・ケアに関しても、いろいろ配慮をするようになってきた。スピリチュアル・ケアは、宗教の領域とも接している為か、日本ではなかなかポピュラーでないように思う。そして、日本で臨床心理の国家資格がないのと同様に、その国民的コンセンサスが得にくい分野かもしれない。
勿論、最近は終末医療もだんだん改善されつつあるようだ(以前在宅ホスピスのお仕事に接したこともあるが、素晴らしい活動だなと感激した。)。
スピリチュアル・ケアの勉強はU先生の講座で、随分前に始めた。ただ、何となく最後までできず、そのままになってしまっている。気合いがいる勉強だと思う。
時代のニーズが高まる中、もう一度チャレンジしなければと・・・今、思いなおしている。なき父に、できなかったことをきちっと勉強し、より身近な人の助けができればと思う。
(感謝の領域<生まれるまでの歴史>10/60)
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