イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ちょっとした幸福感のある暮らし!(私は何か?②)

2010-03-01 | 第五章「和解と平和」

 昨日は、里中満智子氏の「天上の虹」(持統天皇物語)をやっと手に入れた。以前「マンガ ギリシャ神話」を愛読させていただき、そのうちに持統天皇を題材にした「天上の虹」を読みたいと思っていたからである。先日奈良京都に行ったことも想いを一層深めていた。

 7世紀の中盤の日本の歴史の大変化に関しては、日本書紀の記述の信憑性を含め、人により、かなり解釈が違うようである。ただ、この「天上の虹」はその時代の雰囲気やベースになる事実(兄弟関係など)を判り易く教えてくれるようだ(万葉集を読んだりするときにも役立ちそう)。

 そして、先日行った、高松塚古墳の女子群像などを彷彿させる素敵なマンガである。

 さて、今日は最初から脱線した感じであるが、お題の幸福感のある暮らしに戻ろう。ちょっとした幸福感!これは感情の世界である。

 不安や怒りといった、言わば暗い感情とは異なり、安心感、友好感、健康感、幸福感といった明るい感情の世界である。

 事業計画のような幸福の条件(オリンピックでメダルをとるような)に全てとらわれるのではなく、身の丈に合った暮らしぶりの中で、時に幸福を感じ(思わぬところで菫草にであったり・・・)意識化する大切さ。これは、「生き甲斐の心理学」でたびたび言われることである。

 丁度、私の「天上の虹」を入手した喜び(蛇足ながら、妻もこの時代が好きで、購入を喜んでくれた。きっと私の後に読むだろう)。昨日はこのほか、ちょっとした買い物で妻も娘も喜んでいた。それも良かった。

 日々刻々不安は、頼まなくてもやってくる。確定申告の締め切り日。こなしてない仕事のリスト。天災人災(昨日は津波情報だらけ)。勿論、厳しい問題を解決して、その幸福感に浸る極上の喜び(金メダルの獲得などだろうか。)もあるが、ちょっとした明るい感情を大切にすることは大事ではないだろうか。

 私は何の為に生きているのか?と問う時にも役立つように思う。自己否定や他者否定のスパイダルに陥らないためにも。

(感謝の領域<私は何か?②>42/60)

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