生き甲斐の心理学を勉強すると。こころの防衛機制を学ぶ。湧きあがる感情を、抑えるこころの仕組みというのだろうか、場合によると湧きあがる感情に気付かないが、ある状況に特定の反応するというのであろうか。そんな勉強をする。
かつて、心理学の精神分析で有名だった、フロイドの14の防衛機制が有名である。抑圧、抑制、昇華、合理化、感情転移、置き換え、知性化、退行、逃避、同一化、摂取、投影、反動形成、補償。難しい専門言葉であるが、日常的にお馴染みのもので、心理学を勉強しなくても既にご存じのものも多いようだ。
例えば、お守り(入試合格)や気に行ったもの(パワーネクタイ)を見に付けて安心する(摂取)、居直ったり猫かわいがりするとか極端に走る(反動形成とか)、屁理屈をいう(合理化や知性化)、八つ当たり(感情転移)で不安を紛らすとか(周りはこまりますので他の規制をお薦めします。エイト・アタッカーにならないで!)、人のせい、まわりのせいにする(投射)・・・詳しくは、「生き甲斐の心理学」第8章をごらんください。
防衛機制はこのように、いろいろ定義されているが、勿論その定義にも当てはまらないような、さまざまなこころの動きもある。そして、そうした自分の防衛機制を何となく把握していると自分を知る上で良いようだ。なお防衛機制を世の中の常識や倫理道徳で、ネガティブにとらえるのではなく、生きる上で大切なこころの仕組みと捉えることは勉強するうえでとても大切だと思う。
薄皮を剥ぐように、自分の微妙な心の動きや防衛機制に気付く。それは、逆に言えば、今まで気づきにくかった感情に気付いていくことなのだろう。暗い感情も含め、自分の感情を知ることは、私は何か、そして如何に生きるかを知る為の宝の情報である。
今回10回にわたり、自分とは何か?と問い続けた(なるべく心理学的に)。この問いかけ事体が、学徒としての学びの一つて、私自身も貴重な気づきもあった。
(感謝の領域(私は何か?⑩)50/60)
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