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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人物系図片手の読書も面白い!(私は何か?④)

2010-03-03 | 第五章「和解と平和」

 カウンセリングや心理学(生き甲斐の心理学)に出会わなかったら、こんな面倒くさい読書はきっとしなかったと思う。学生のころなど、ロシア文学で長い名前や複雑な人間関係など、面倒で深入りする気にならなかったものだ。

 今は違う。

 暮らしの中のカウンセラーとして必要な修行のひとつに、他者分析の勉強で(自己分析にも当然役立つが)で、ギリシャ神話や日本神話、源氏物語を読むことがある。そして、これらを読む為の大切なツールの一つが人物系図なのである。

 複雑な親子関係、兄弟関係、夫婦関係。ちょっと倫理道徳を離れながら、登場人物のこころを辿る。自分には経験しないようなことも、当然沢山あるわけであるが、こころの動き・・・そうだ、管理工学科で学んだ時にシュミレーションは大切であったが、それと同じように疑似的に経験できる。

 どこかで聴いたことがあるが、ギリシャ神話を読むことは、心の開放にも良いものがあるという。確かにドロドロとしたこころの(神様であったりするが)動きを学ぶことで、自分の様々なこころの動き(嫌なものも当然あるが・・)が、より距離を置いて見られるようになるのだろう。

 今は、家族で里中満智子さんの「天上の虹」(持統天皇物語)を読んでいるが、時折盛り込まれている、万葉集の名句も堪能している。しかし、この時代は本当にワクワクすることでいっぱいである。

 写真は薬師寺の三重の塔。天武・持統天皇に深い縁のあるお寺である。

(感謝の領域(私は何か?④)  44/60 )

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