イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

寒さを熱意で乗り越える!(こころの援助を考える⑩)

2010-03-30 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

  昨日は、実に寒かった。早朝に八王子の奥ではぼたん雪まで降ったそうだ。3月の中旬の晩にも雪が降ったが(写真)、今年は雪も多いようだ。桜が開花したばっかりなのに。

 さて、6つのポイントを押さえた傾聴は、日常で余り経験しないものである。自分の過去を振り返ってみても、相談にいっても、反論されたり、お説教されたり、説得されたりが当たり前の歴史である。

 人のことも言えない。自分のところに誰かが相談に来ても(傾聴のことを知らない前は)、一方的に自分の意見を言ったり、お説教をしたり・・・である。逆に言えば、傾聴は日常では殆ど経験できない、特殊まものと言ってよい。

 「生き甲斐の心理学」のワークショップ(勉強会)に初めて訪れた時、2-3日の合宿であったが、U先生や諸先輩に、このロジャースの6条件、傾聴の雰囲気のなかで、別世界を過ごさせていただいた。

 終了前に、U先生から日常生活に戻る時は、喫茶店に行くなど少し間をおいて元に戻らないといけないと優しく注意された。確かに、こころの普段使っていない筋肉?を使って、へとへとになるところがある。また、こころの防衛機制も開放されていることが多いので、そのまま生活の場に入ると良くないのだろう。

 さて、傾聴の6つのポイントを押さえて行こう。まずは「熱意」である。

 ☆ 相手の方に興味を持ち、関心をもち、しかも態度で示すようにする。

 こうした構えが自然に出来るためには、自己肯定かつ他者肯定の人間観が重要で、私は、どんな人にも愛そのものが宿ると考えることにしている。そんな自己肯定・他者肯定が深いところで生まれてくると、相手の方の表情や言葉の中に、ますます関心と興味が湧いてくるから不思議である。

(こころの援助を考える⑩(1億2千万人のための生き甲斐の心理学) 11/60)

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