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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こころの古層を探ってきた三日間!(暮らしの中のカウンセラー⑱)

2010-07-05 | 第九章「愛」
 昨日まで三日間、心理療法/カウンセリングの勉強会に参加させて頂いた。U師のもと、良き勉強仲間のもと、また世間とは隔絶された気持ちのよい空間で勉強でき、思い出深い時であった。

 カウンセラーの訓練は、単なる知識の取得ではない。本を読めば判る簡単なものではない。勉強会では、普段の日常生活の中では得難い、様々なこころの動きや感情の流れを体感でき、時に多くの気づき、場合によって悟りが得られる。そこにものすごい価値がある。

 そして、この私の勉強会に対する印象は、世界的に心理療法等を勉強する人にとっての常識とも言われている。

 今回は、「現代日本人の古層を探る」というテーマで、これは私の最近興味深々であるテーマであった。自分の成育史の勉強は、生き甲斐の心理学の重要課題であるが、両親、祖父母の影響の影に、さらにその祖先の様々な影響が見え隠れするものだ。

 既に私の祖父母は皆亡くなっているが、例えばある日の私の娘への不機嫌は、母のある時の不機嫌に通じ、それは祖母の不機嫌の思い出に通じたり、また、その祖母の不機嫌は私の全く知らない祖父母の不機嫌に端を発しているかもしれない。そんなことを考えていくと、日本文化、日本の歴史、日本の神話、民話に興味がそそられ、影探しに熱中するようになる。

 今回は、幼いころに亡くなってしまい、今まで自分の成育史を考える中で1%も登場しなかった、祖母のことに思いを寄せた。京都育ちの祖母から、私は何を引き継いだのか。そんなことを考えたりした。魑魅魍魎が跋扈するような私のこころの深層に、少し光が射したようだ。

 (このシリーズは「生き甲斐の心理学」を参考にしています。U先生、ありがとうございます!)

暮らしの中のカウンセラー⑱(見えないものを観る、聞こえないものを聴く 48/60)

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